崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

文盲の日本

2008年01月19日 07時41分53秒 | エッセイ
 文盲とは文字を読めない人を意味する。日本の文字は平仮名、片仮名、そして漢字がある。漢字は中国以外朝鮮半島、ベトナム、日本のいわゆる漢字文化圏に広く使われたが戦後ベトナムと北朝鮮は漢字を捨て、韓国もほぼ使わないようになった。日本だけが有効(?)に使っている。しかし日本人が漢字を読めないことは意外に多いし、また常識としているには驚く。私は日本の大学院に留学したばかりのとき院生たちが漢字を読めないのをみて実力がないと誤解したことがある。地名や人名を読めなくてもさほど恥ずかしくないようである。漢字は日本の文字ではないのか。それは外国語でも外来語でもない日本語である。それを読めないことを「文盲」と思わないことこそ鈍感といわざるを得ない。国語政策を見直すべきだと思う。
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