崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「我が家のワンコ」

2016年01月21日 05時42分36秒 | 旅行
 愛犬ミミがワンと一回吠えると私がベランダへのドアを開ける。ミミがベランダで水を飲み終わるのを待ってリビングに戻るとドアを閉める。私はミミの守衛のようになっている。朝のテレビ番組「今日のワンコ」にも出したい。犬も老化している。ぴょんと軽く上がったソーファにも今は上がれない。一緒に寝ている家内のベッドにも上がれないので足台を作ってあげた。ミミは子供の時には靴などを持って遊んだり齧ったり飛びあがったりしたが、今は一切したがらない。老化か成熟か分かりにくいこともある。おとなしくなったといえる。「おとなしくなった」の韓国語はジョンジャンタ(점잖다)つまり「若くない젊지 않다」の意味である。人の「おとなしさ」は加齢の現象か、人格的な成熟さであろうか、判断しにくい。おそらく加齢によって人((犬)格的に成熟していくだろう。女性の下着泥棒も加齢によってジェントルになっていくだろう。
 慰安婦問題へは過剰な反応が多い。女性の人権がクローズアップされている。戦時中に加害者は政府だけではない。被害者は女性だけではない。兵士も被害者である。性欲旺盛な青年たちが徴集され命を捧げるように強制されたこと、その人たちは恩給があるにしても人権損傷は大きい。私の母は私が大きくなる頃は軍隊制度がなくなることを祈っていたが、私は50歳まで軍の義務を務めた。今でも朝鮮半島の南北国家に皆兵制があるのも人権問題から考え直すべきであろう。
 *写真はミミは子供の時に箱で過ごし、遊んでいたことに懐かしく思っているようである

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