崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

東京マラソンそっくりの知事選

2016年07月21日 05時15分48秒 | 旅行
二日間長くCNNで米大統領選の放送を見た。共和党全国大会でドナルド・トランプ氏(70)は政治経験のない「アウトサイダー」としてを厳しく批判されても「米国を再び偉大に」というスローガンで1725人を獲得圧勝し、正式に指名された。彼と家族は喜びを語り、党の結束とクリントン氏を非難した。トランプ氏は妻を次の大統領婦人ファーストレディNext First Lady of United States of Americaと紹介し、彼女の演説に、私は感動したがその演説内容がオバマ氏婦人の演説の盗用だと言われている。娘、最初の妻との長男の演説があり、それは立派な賛助演説であった。人身攻撃などが氾濫しても民衆はただの熱戦という雰囲気にのってしまうようである。選挙は祭りのように一時的に反社会的な現象が起きて、言いたい放題、食べ放題の状況になる。それがポピュリズムの民主主義の危険であろう。
 東京でも似てる現象の都知事選が起きている。日本で一番大きい直接選挙、大統領選に似た東京選でも非難が溢れる。都民、日本人のレベルがテストされるものである。鳥越氏の女性問題、小池氏の鳥越氏に対して「病み上がり」という発言で彼は怒っている。鳥越氏に非難が集中するのは彼が優勢だと思われているからであろうか。選挙候補に出た以上は泥喧嘩でも勝たないといけないというのだろうか。国民投票ではない知事選は政策の差は重大な話題にならない。人格か人気が左右する。知名度のない多数の人も候補に出ている。最後には最低でも出世道を完走する選挙である。「東京マラソン」と錯覚しそうである。

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