崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

言葉の壁

2012年03月30日 05時02分41秒 | エッセイ

 東アジア人類学論壇「歴史学と人類学」は最初から言葉の壁にぶつかった。アメリカ、ベトナム、韓国、日本、中国、香港など多様な国から集まった40人ほどの人類学者がそれぞれの言葉で語り通訳は中国語と日本語となっているが、言語に隣ウィスパー通訳などで発表者は5分、10分討議であった。中国の内部、台湾に関するものが多かった。私のアメリカ人のコーヘン教授への質問は通訳によって行い返ってきた答えが全く違い、どういうことだろうとなった。中には日本人の研究者の発表内容を正面から全く否定する寸劇的になったところもあった。歴史学と人類学の関係を意識して発表する人は少なかった。言語の壁は常に感ずるがこのような国際会議になるとより振幅する。
 懇親会は大型ビルのレストランで行った。隣席の人は台湾の人、英語で対話した。彼はアメリカ留学した人、少数民族の研究者であった。一気に親しくなり、彼は台湾を案内してくれるという。観光地ではないといいながら広州に詳しい日本人が漢代記念館を勧めてくれた。なぜ古い時代のものを勧めるかというと彼は中国は古代から現在まで変わっていないという。経済成長など激しく変化しているというのは何を意味するのであろうか。彼の言葉が何を意味するか私は知っている。(写真は参加者たちと懇親会
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