崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

結婚と民族的アイデンティティ

2020年03月14日 06時40分44秒 | 研究業績

 読書会では長く同僚として研究協力をしていただいた地理学者の礒永和貴氏(田辺氏撮影)が帰郷するようになり最後の話を聞いた。ノーベル賞受賞学者の「脳のGPS」の話は面白かった。私は世界旅行した時、新しい都市に入って地図を描いてみた。その時常に風水研究の私の風水に関する知識から見る習性があった。通信使の一人趙アン氏が1763年下関についてやはり風水的に見ていた。
 20数年前書いた論文「中国・朝鮮族の漢族とのある結婚と民族的アイデンティティ」(『比較家族史研究』第13号,1998)学会ホームページに公開されることになった。ただ当時の調査協力者たちの名前がマスキング(白抜き)されるという。私は当時被差別シャーマン集団の研究で実名を出して、彼らがメディアに紹介されながら人間文化財になった経緯がある。

 


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