崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

トイレ文化

2014年09月25日 05時30分06秒 | 旅行
 夏休み調査研究でヨーロッパを旅行してきた同僚の山本達夫氏の話をきいた。彼は以前ドイツに留学したことがあり、ドイツ語で鉄道やバスなどを利用してスペイン、スイス、リヒテンシュタイン、オーストリア、ドイツへ行ってきたという。私はリヒテンシュタインFürstentum Liechtensteinという国は初耳であった。人口3万ほどの山岳国家だという。「先進小国」に関心が注がれた。「分裂独立」という言葉さえタブーとされる大国主義、帝国主義の隣国とはほど遠い話である。私は日本より先進しているところは何かと質問した。
 日本とは変わらない先進国であったが、日本製のトラベルウオッシャートイレを所持して旅行したという。これも初耳であった。ドイツ人の医師にプレゼントしても婦人患者用で、結局使われなかったという。日本人の清潔癖と思われるかもしれないが、私も日本に住む楽な要因の一つがこれである。ウオッシャートイレはもともと東南アジアの仏教僧たちの清め文化から発祥したものである。私はスリランカで文化財とされている石材のウオッシャートイレの写真を撮ったことがある。幼児のころから母親は私の尻を水で洗ってくれたが大人になってもその習慣が残っていて、山本氏の清潔癖に同感した。いま世界的に普及しているが、日本のように公衆トイレなどまで一般化されている国は多くはない。トイレ文化は先進国のバロメーターともいえる。地球上には食文化はあってもトイレ文化を粗末にしている国はまだ多い。
 
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