崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

前期終講

2019年07月27日 05時41分42秒 | 講義

 昨日で前期の講義が終わった。スマートフォン利用の結果はどうであろう。レポートもフェースブックのメッセージ蘭を利用した。それに私のレスポンスなどでコミュニケーションが出来るのでいつでも学生との関係が維持できる。私は毎時間レジュメとパーワーポイントを用意し、私がフィードバックした時撮った映像や画像を見せた。昨日全資料をファイルにしたズンウィさんが見せてくれた(写真)。話題を提供して、スマートフォンで検索、そして自分の意見を出すようにした。学生たちはどう受け取ったのか昨日感想を発表させた。日本人の学生たちは留学生と一緒に講義を受けフレンドリーになったことを話をした。1年生の時朴チャンファン君が日本人の先生から韓国のことを学ぶには抵抗があったが態度が柔らくなったと言った。和気あいあいで終わった。来週はレポートを読むのが楽しみ。

アジア言語文化のコメントを紹介する。 

イジウ:崔吉城教授の授業を受けながらたくさん考えたと思います。学生たちのスマートフォンからのコメントを先生がみてフェイスブックで答えるのを見て驚きました。学生たちのためにいろんなことを考えてくださって、いつも学生たちの意見を聞いているのが良いと思いました。学生たちと疎通をしながら一緒に楽しむことができる授業のようです. 一年生後期から先生の授業を聞いていましたが,いつもいい授業だったようです。いつも教授という職業に最善をつくす姿がとても良いです。アジア文化授業内容は色んなテーマでいろんなことを勉強できてよかったです。動画と多くの資料を見ながらこの授業に興味を感じました。慰安婦について韓国の痛み、考えて見る良い機会でした。先生の授業はいろいろ学べるので,次にまた聞きたいです。 またコメントを書くことは良い機会だと思います。

チェジヨン:崔吉城先生は、講義に強い熱情があり、講義の仕方についてもいろいろ工夫されていることが分かりました。学生のコメントをスマートフォンに取り入れたり他の講師とは違う方法で講義をなさっています。私個人的には、新しくて良い方法だと考えておりますが、反対する人もいて残念だと思いました。講義が終わったあといつも学生に質問をなさっていますが、学生の意見を受け入れようとする姿勢が素晴らしいと思います。そして、ご自身で調査した映像を見せるなど、資料使いもお上手だと思います。知識も豊富で年輪が感じられる先生です。

崔吉城:慰安婦について「よくないこと」とは何ですか。客観的に理由を挙げてください。
チェジヨン:性を商品化するということは、人間そのものを物の扱いするのと一緒で、人間の倫理に反する行為です。
崔吉城:売春と肉体労働とはどう違いますか。
チェジヨン:売春を肉体労働だとおっしゃいたいのですか?すみません、質問の意味が分かりません。先生は売春に賛成する立場ですか?売春に賛成する人も当然いるでしょう。しかし、さっき話したように自分は売春を倫理的に間違った行動だと思うし、どうしても売春に賛成する気はないですね、
崔吉城:もっと深く考えて欲しい。性愛とは夫婦、家族との関係があることとか調べてください。
TAR:人はそれそれでハッキリ見える個性と隠れてる個性色々あると思います。文化の影響細かく言えば環境によって現れるじゃないかと思います。一つの点は年寄りの先生より若い世代の学生たちのほうがもっと倫理的だと言われましたがそれはテレビの影響かも知れないですけど、元は親だと思います。小さい時から叩き込まれたことは中々直すのは難しいと思います。


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