崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

花見よりダンス

2009年04月06日 06時33分51秒 | エッセイ
韓国からの留学生と大学院院生で彼女のチューター役をしている木下愛子さんなどを連れて教会に出席した。木下さんはエアロビックを研究し、主婦たちに教えている。エアロビック(Aerobic)」は1970年にアメリカから始まって世界的に流行している。人間はリズムによって動き、生活をする。特に音楽などのリズムは基本になっている。シベリア系のシャーマンたちはリズムの強い踊りによって神掛かる。エアロビックは楽しい健康律動である。韓国や北朝鮮では「律動」ともいう。アメリカや韓国のキリスト教会で讃美歌にあわせて律動をするところも多い。
 教会で昼の愛餐会の後、亀松宅での花見に多く集まった。私が彼女の紹介と同時にその実演を頼むとすぐやってくれた。彼女の律動に全員が立ってリズムに乗って動いていた。窓から見下ろせる庭の桜の花弁と海の風景を背景に踊る人々の表情はまるで桜の「桃源」であった。花見よりダンスであった。
 

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