崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「寒心」

2020年01月15日 05時40分43秒 | 日記

昨 朝7時半過ぎ大学研究所へ、資料を整理しながら模様替え、重い机を移動させる時、体に異常を感じた。周囲には誰もいない。安静にしてみても平穏にならない。韓国から35名の高校生と校長らが大学へ向かうという電話、それでも安静にしていた。後に歓迎会に顔を出す(写真)。引率者の崔鐘星氏は腎臓病、移植のドナーが決まっていて表情は明るい。タクシーで帰宅、家内から高齢者という意識を持ちなさいと苦言、定期健診は異常なしとのことだった。
 世界の情報番組を観た。社会主義と共産主義は次々と崩壊したが中国は厳然、発展して世界的に影響を与えている。経済的には自由資本主義経済への発展理論、政治的には独裁主義から自由主義へという普遍的な発展論は空論、それとは逆行する中国、「独裁開発主義は悪くない」という現実のモデルである。日本は習近平氏を「国賓」として迎える。韓国の諺、「横歩きでも都へ行けばよい」「寒心」(失望の心)である。私の趣味の模様替えを世界へ転用したい。