崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「引きこもり」

2019年04月05日 05時45分05秒 | 講義

 「引きこもり」が100万人とも報じられている。私は統計以前に日本社会が如何にそのような社会であるか、皮膚で感じている。引きこもり、いじめ、自殺、ハラスメント、ヘイトスピーチ、差別などが強調されている、そして迷惑はかけない、妄言叩き、規制、法律を多く作り、蜘蛛の巣のような行動制約がある社会だと常に感じている。「危険な外」に対して「安全な家」になり、引きこもるのは自然であろう。このように多くのネガティブキャンペーンも必要と思われるが、反面逞しい子供教育、防衛的な人格形成がより必要と思う。tvで尾木教育評論家からもそのような話を聞いた覚えがない。虐められて、差別されて、ハラスメントされてもそれを乗り越えていく人格形成の教育が必要である。
 私も「杜門不出」まとまった時間が欲しく、春休み読書と執筆を楽しんでいる。これも引きこもりか。昨日櫛田学長と共に功山寺の坐禅に参席させていただいた。私自身、仏教の儀礼や文化体験をしてみたかったからである。一時間動かず正座をして有福先生の説法を聞き、座禅をした。瞑想meditationとも似て異なる。目を閉じない。参加したのは私なりに引きこもりたくないからでもある。町は個人、社会に開かれて、繋がっている。私も研究所で多くのプログラムを作って無料で公開し、社会的な絆を広げようとしている。温かい社会教育が必要であろう。

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