崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

裁判の年賀状

2017年01月03日 05時43分36秒 | 日記
 郵便や電子通信の年賀状の交換がある。クリスマスカードに返答が遅れ、年賀状も間に合わず、旧正月にしようかと思っている。陰暦の文化圏の韓国、中国でもカレンダー上では西暦で新年を迎える。それは暦上であり、喜びは少ない。謹賀新年の挨拶と一緒に朴裕河氏から裁判での陳述文がメールで届いた。すでに広く報道されたものである。 2016年 12月 23日法廷で読んだものである。私は日本学科の教授であった時期に韓国で反日の苦労との闘いがあり、感情的に共有。朴氏には心から同調、応援している。昨年夏には下関まで招請、講演会も行った。私は声援する。朴氏の以下の裁判長への言葉には痛感、感動した。
   
裁判長様
慰安婦問題を知ったこの問題についての私の関心と行動と執筆すべて慰安婦のおばあさんたちのためものでしたまた既存の常識異議を提起すること学者の当然の役目であり韓国居住しながら日本を教える日本学の専門家として義務であると考えしましたよりも、事態正確に知るために生産的な会話開始され、適切な批判も可能であることは日韓関係に関連する最初の本を出す時から私の一貫した考えです。『帝国の慰安婦』は、そのような考え書かれた本です
재판장님.
위안부문제에 대해 알게 된 이후, 이 문제에 관한 저의 관심과 행동과 집필은 전부 위안부할머니들을 위한 것이었습니다. 또한, 기존 상식에 이의를 제기하는 것은, 학자의 당연한 본분이자, 한국에 거주하면서 일본을 가르치는 일본학 전문가로서, 의무라고 생각하기도 했습니다. 무엇보다, 사태를 정확히 알아야만, 생산적인 대화가 시작되고 올바른 비판도 가능하다는 것이, 한일관계 관련 첫 책을 내놓을 때부터 저의 일관된 생각이었습니다. 〈제국의 위안부〉는 그런 생각에서 쓴 책입니다.

 私は「親日派」という悪口の中、反日国家において植民地歴史を正しく見る研究をやり始めた。朴氏も日本語学科の教授として慰安婦問題に関心を持って研究をすることは当然であり、同感、感謝している。しかし私は社会運動には手を出さない。卑怯と言われるかもしれないが、運動になると一つの標語を持って突進し、客観的な立場を持ち得ない憂いがあるからである。研究結果より評論的な意見、主張が多く、反対意見も多いところに傾いていて、社会運動的になっていくのが私とは異なる。昨夜BS朝日テレビで長時間討論で韓国、中国は歴史認識を持って反日カードを使うのはいかに日本政治が上手くてもやめさせることはできないと言い切るのを聞いた。出演者たちの結論は韓国や中国が言論の自由がより普及されるまで待つしかないという。それを見るまで私は生きているだろうか。