崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

恋人から妻へ、弟子から同僚へ、女性から老婆への変身

2016年03月24日 05時41分28秒 | 日記
27日に東京の法政大学で日本映像民俗学の会での発表のために「北進日本」(98分)の映像を繰り返し見ながらナレイーションを採録している。その作業はほぼ家内と一緒に行っている。家内は若い時から現地調査、研究発表などにほぼ同行していて私は研究内容を深く議論したりして今に至っては私を越えるアイディアを持っており日本文をチェックしてくれる。家内は恋人から妻へ、弟子から同僚へ、女性から老婦人へと変身していくようである。朝は私の日常的なブログなどの文を校正して、出退勤の運転、草稿のチェックなどをやってくれる。その隙間を利用するように二つの職場に通っている。
 新学期の講義をしながら4月には中国大連大学で講演、7月も講演、研究会参加などが決まりつつある。新年度も忙しくなりそうである。去年末に病で死況をさ迷ったことを思い出しながら頑張ろうかと思っている。大連大学では「私の日本留学」について講演をする。大連には教え子も数人いて会えることも楽しみである。最近回復がよく心機一転したような気分であり、韓国語の著作集も執筆を始めている。