例年のように大晦日の夜にはNHK紅白歌合戦をみることになっている。昨年までは必ずお客さんと一緒だったが、今晩は疲れもあってゆっくりしたくて初めて我が夫婦とミミだけであった。ちょっと寂しかったが、そろそろ孤独になれていくためとも思われる。なんとなくテレビ映像に目を留めておいた。打ち合わや練習はしたのでしょうが現場には戸惑う場面もあり、生放送の面白さがあって良かった。特に台湾との連携で、台北に80万人が集まってライブを楽しんでいることは印相的であった。日本は台湾を国交を切って中国と国交を結んだが、台湾は反日ではない。
私は去年を振り返ってみると多くの方々のお陰で無事に過ごし、多少の成果を出したと言える。この年末にはエッセイ集が出たこと、今朝の朝日新聞に報道されたように嬉しいことである。「朝日新聞」(下関)大晦日に大隈崇氏が「日韓を愛し友好の一助」と報道してくれた。以下のようである。
下関市の東亜大東アジア文化研究所長の崔吉城さん(73)が初の日本語エッセー集「雀様が語る日本」を出版した。韓国で生まれ育ち、日本人と結婚、日韓を往来して40年余になる崔さんが、日常のなかで感じた日本人や日本文化についてつづった。「多様な視点から書いた。日韓の理解や友好について考える助けになれば」と話している。
崔さんは韓国・楊州生まれでソウル大を卒業。文化人類学が専門で、広島大教授などを歴任し、下関に移って8年になる。タイトルは、日本ではあまりなじみのない名字「崔」の字を「雀」と間違われ、「雀様」あての郵便物が届くことがあることからつけた。「飛ぶ雀の目を借り日本文化を俯瞰してみたくなった」という。
ブログやフェイスブックに、ここ10年ほど書きつづってきた中から反応が良かった記事を選び、加筆・編集した。前半の9項目は日本人のまじめさや儀礼について考察。後半は「文化」として映画や教育、植民地など13項目を記している。「批判も賛美もたくさんした」と崔さん。「日本はもう先進国ではない」という項があれば、「日本はまだ先進国である」という項もある。
日韓を往来する40年の間、日韓関係は良くなったり悪くなったりを繰り返してきた。だが、「今が最悪だ」と感じている。「日韓両国を愛し、基本的に両国を肯定的にみている。この本が日韓への理解の一助になり、親善につながれば」と願っている。
多くの読者にこの場を借りて新年のご挨拶を申し上げます。
謹賀新年
昨年中はおかげさまで健康に守られ、大学では日本文化論などを講義と東アジア文化研究所の行事、広島大学大学院と九州大学大学院での植民地に関する集中講義、絹代塾と映画祭での映画解説、ドキュメンタリー映画「小山上等兵が撮った日中戦争」の監督、科研の植民地研究会やパラオでの現地調査などで多忙な日々でした。新年もたくさんの方々との交わりを楽しみにしています。そしてお一人お一人の方々のご多幸をお祈りいたします
2014年元旦
私は去年を振り返ってみると多くの方々のお陰で無事に過ごし、多少の成果を出したと言える。この年末にはエッセイ集が出たこと、今朝の朝日新聞に報道されたように嬉しいことである。「朝日新聞」(下関)大晦日に大隈崇氏が「日韓を愛し友好の一助」と報道してくれた。以下のようである。
下関市の東亜大東アジア文化研究所長の崔吉城さん(73)が初の日本語エッセー集「雀様が語る日本」を出版した。韓国で生まれ育ち、日本人と結婚、日韓を往来して40年余になる崔さんが、日常のなかで感じた日本人や日本文化についてつづった。「多様な視点から書いた。日韓の理解や友好について考える助けになれば」と話している。
崔さんは韓国・楊州生まれでソウル大を卒業。文化人類学が専門で、広島大教授などを歴任し、下関に移って8年になる。タイトルは、日本ではあまりなじみのない名字「崔」の字を「雀」と間違われ、「雀様」あての郵便物が届くことがあることからつけた。「飛ぶ雀の目を借り日本文化を俯瞰してみたくなった」という。
ブログやフェイスブックに、ここ10年ほど書きつづってきた中から反応が良かった記事を選び、加筆・編集した。前半の9項目は日本人のまじめさや儀礼について考察。後半は「文化」として映画や教育、植民地など13項目を記している。「批判も賛美もたくさんした」と崔さん。「日本はもう先進国ではない」という項があれば、「日本はまだ先進国である」という項もある。
日韓を往来する40年の間、日韓関係は良くなったり悪くなったりを繰り返してきた。だが、「今が最悪だ」と感じている。「日韓両国を愛し、基本的に両国を肯定的にみている。この本が日韓への理解の一助になり、親善につながれば」と願っている。
多くの読者にこの場を借りて新年のご挨拶を申し上げます。
謹賀新年
昨年中はおかげさまで健康に守られ、大学では日本文化論などを講義と東アジア文化研究所の行事、広島大学大学院と九州大学大学院での植民地に関する集中講義、絹代塾と映画祭での映画解説、ドキュメンタリー映画「小山上等兵が撮った日中戦争」の監督、科研の植民地研究会やパラオでの現地調査などで多忙な日々でした。新年もたくさんの方々との交わりを楽しみにしています。そしてお一人お一人の方々のご多幸をお祈りいたします
2014年元旦