崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「女性の子宮は神聖である」

2013年06月25日 05時17分58秒 | エッセイ
今日は6.25、朝鮮戦争の勃発の日であることは既に書いたが、先日その私の証言を聞いた下関の女性人権運動家の山形順子氏が発言をした。戦争中の性暴行や売春の話について「女性の子宮は受け入れ、育てることしかできない」と発言をした。私は性暴行されても子宮は生まれてた命は育てる機能を持っており、その命は神聖であり、その子宮、女性の人権は神聖であると宣言して証言を閉じた。しかしそれは男性のものは汚い、危ないというニュアンスが残って残念だと思っている。男性の精子は神聖な命の種であるということを考えなければならない。若い時の性愛は命を誕生させるが、それ以上に人を愛する「愛巣」であることを意味する。
 戦争中の性の乱れは人間性の破壊であったが、中には立ち直った人もいた。子宮が神聖であるように男性器も神聖である。男性を性犯罪的に扱い、女性専用車両などを作るのは反社会的な現象であろう。互いに愛と命を尊重する陰陽の調和を考えて人権運動を行ってほしい。