崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

アジアに開放し活気を招く

2011年05月15日 05時40分36秒 | エッセイ
40人ほどの留学生たちの集まりに参加した。1ヶ月半で日本語がかなり通じるようになったことや元気な表情をみて嬉しかった。集まりは活気に溢れていて、手を上げて発言する姿が日本人の学生とは雰囲気が異なった。しかし日本の学生のようなマナーにはなっていない点もある。これからはある程度日本のマナーを身につけると良いであろう。私は自分が留学した体験から留学生を迎える嬉しさと予定通りに勉学生活が進められていることに感謝を述べた。また私は彼らの特技を生かして音楽グループでも作ったらどうかと、提案した。学生の中にはピアノ、バイオリン、フルート、ギター、歌が上手くできる学生がいて「留学生音楽グループ」を結成して老人ホームや介護施設などに慰問団として訪問したり、市民とも親しく交わって広く日本を学んで欲しいと願っているからであり、想いは広がる。
 スーパーマーケットで留学生の女子学生から話し掛かれて、家内の運転する車で寮まで送ってあげた。彼女は韓国から「救護物質」(親から送られてきた物品)が届いたと嬉い表情をした。人が少なく、シャッターが下ろされている店などを見て歩くことは辛い。前向きのポジティブな考え方でオープンマインドでアジアに開放し活気を招く生活はいかがであろうか。