崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「若かったな」

2011年05月10日 05時22分20秒 | エッセイ
 80歳過ぎの方のお通やでその同年代の知人たちと久しぶりに懐かしく話をした。彼(女)らは「若かったな」と昔のことを思い出して若いときのことを語った。半世紀を簡単に遡る話には今の若者には応答ができない。それは高齢者の絶対領域とも言える。私は彼らの話を聞きながら彼ら一人一人の80年の人生は大河ドラマの主人公のようだと思う。彼らは変わってきたが、変わっていないものもある。若いときの自分を別人のように思ったり、現在と繋げたり話はダイナミックに展開していった。
 私は彼ら高齢者を長い人生の最新版、人生を総合してみるべき生きている話手とみる。また若者を見るにも現在の目線からではなく、自分の若いときの、20、30、40、、50・・・代の自分の時点、価値観からみると理解しやすいと思う。私はその人生観を短い文「私の人生と学問」というエッセイ集として先週韓国へ送ったことは本欄で書いたが、すぐ出版作業に入ったと社長から嬉しい電話が来た。若者へのメッセージを発信したい。`

 80을 넘긴 분들도 이야기를 나누면서 그들은 단지 나이를 든 무력한 사람들인가를 생각하게 되었다. 그들 한 분 한분은 대하 드라마의 주인공들이라는 생각을 하였다. 젊음과 늙음의 연속과 단절을 생각한다. 나는 지난주에 나의 인생과 학문이라는 제목의 수필을 한국어로 써서 메일로 보냈다. 그런데 바로 출판 작업에 들어갔다는 사장의 전화를 받고 기쁘게 생각하고 있다. 함께 생각하고 싶다.