崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

明るいニュース

2011年03月17日 05時59分01秒 | エッセイ
被災地の現場画像と原発の危険性の話で気持ちが重くなっているのは私だけではないだろう。私も数日間本欄で自粛を書いたが、自ら節約や節電をしているという話も聞いている。昨日は韓国や在日教会の民族主義を批判したが、日本の「変な外人」や在日の「外国人」騒動なども考え直すべきことかもしれない。中には明るい話も多い。アメリカの日本通のメーヤ氏が日本から非難されたが、彼が今の日本のために全力挙げているという話もある。人は真意とは違った発言もすることもある。一つの発言に噛み付いて人間関係を切るようなことはしない方がいいと思う。「冬のソナタ」の男女の主人公(韓国人)からそれぞれ数千万円の寄付金をはじめ世界から50カ国以上からの多大な支援など明るいニュースもある。
 我が家の犬も11日から一切飲まず食わずで元気を失っていたが、ようやく昨日から少し食べ始めほっとしている。ソウルの姉も大きい手術をして入院中、下関の知人の高齢の方も入院中である。気を配るところが多い。いま日本は不安で萎縮している。黙祷や祈りしかない。希望をもって明るさを回復するようにしなければならない。