崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

毎日新聞の連載を終えて

2010年03月30日 04時48分33秒 | エッセイ
 毎日新聞のリレーエッセイの1年6カ月間の連載が終った。旅行から帰って最後の掲載紙をみた。二人の知らない人から連載が終わるのがさびしいと言われた。結構読んでくれた人がいたんだな思った。その間担当者も転勤した。私は一貫して韓国の文化を紹介しながら日韓を生きることを書いた。キムチ、美女、親孝行、旧正月、ドラマなど数々扱った。同じ時期に始めた東洋経済日報の連載はまだ続く。それは主に在日韓国・朝鮮人に韓国文化を紹介しながら自分の思索を披露したものである。これらを編集してエッセイ集を出そうと思っている。
 今下関で桜が大分見頃であるのに霜注意報が出されている。花を観賞すべき時期を延ばしてくれると思うと寒さを凌げる。女性の花は処女の時期と言われているが、男の花は紅葉の秋かもしれない。私のような「老花」の者にとってはある程度寒さが欲しい。しかし風には注意すべきであろう。