崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

松本真画伯

2010年02月02日 06時23分31秒 | エッセイ
 わが家には松本真画伯の厳島神社の絵が二点掛っている。一つはカーラーで描いた葉書であり、もう一つは三号くらいの白黒の絵である。1980年啓明大学出版部から拙著『日本学入門』の表紙画のために当時同僚であった福留範昭氏の紹介でいただいた絵ハガキであり、それが表紙になっている。松本氏とは面識がない。
 最近修正版をと思い、本の絵を描いてくれた画伯のことが気になった。同僚の福留氏は拙著『韓国のシャーマン』の訳者でもあるが音信がない。インタネットで松本先生のことが見つかった。広島出身のある洋画家の「松本真絵画展」(2000年)が「厳島としまなみ」とタイトルで開かれたという。しかし松本画伯が2004年3月に脳梗塞で右半身麻痺と失語症になり、自宅で療養しているという。
 早速メールを送ったが返事がない。彼は主に厳島を絵題にしているようであり、30年前はもっと旺盛な筆致であったであろう。小生のもっている絵を次の展示会に出して他の方々にも見ていただきたい。絵を見ながら絵の心をキャッチしている。私は何を残せるのだろうか。考えている日々である。
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