崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

入管・税関

2008年04月24日 05時48分40秒 | エッセイ
 外国旅行する時に入管・税関を通過することが嫌なときが多い。先日韓国からの客たちが入管や通関で1時間半も掛かったと強く不満を言った。私は彼らにアメリカや韓国では上着と靴も脱がせられることに強い不満を言った。十年ほど前ウラジボストックで40人ほどの客に1時間も2時間も掛かったことを、さらにそこから中国への陸路の越境に5時間以上も待ったことがあるといった。特にロシアの脅威的な官吏の態度には旅行の辛さが沸いてきた。安全のために協力する意味では我慢するがシステムの良し悪しは国家政策として表れるのである。ある新聞関係者とその話を交わしたとき彼は日本でも東京などの大都会の空港より北九州空港などは厳しいと言い、暇な空港を使用しないほうが良いという。韓国からの観光客を歓迎しならもサミットのために日本への越境が煩わしくなったのも問題である。