崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

家内へ迷惑

2008年04月14日 06時38分48秒 | エッセイ
 家内の還暦を祝うために工夫したつもりだったが、逆に負担ををかけたようで済まない。人を祝ってあげることも簡単ではない。私は人をほめることには慣れてなかった者であり、今も足りないと思う。しかし結婚式の主礼(仲人)を多くするようになってから新婦新郎をほめることから若干人をほめるようになった。身内にはほめることが照れ臭くてできない。私の恩師も同様であり、奥さんから言われると「自分の体に礼を言わない」と冗談で夫婦一心同体を借りてそれを表現したことをおぼえて、なるほどと思い、自分でもその言葉をかりてほめたり、感謝の言葉は殆ど発してない。謝罪や感謝の言葉を一番近い人間関係にある配偶者にきちんと言い合っている若い夫婦もいるがそれも素敵だと思う。