崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

国会中継を楽しむ

2007年12月11日 06時57分55秒 | エッセイ
 私はアメリカや韓国などの選挙活動に関心を持っている。時々中傷、謀略など稚拙なことがあっても政治信念や人間性が露骨に現れて政治が分かりやすい。昨日日本の参議院の国会中継を楽しんだ。私は客観性を保っているかということに注目してみた。野党議員の質疑の活気は攻撃にあって、自己防衛には弱いと感じた。しかし与党の質問は面白くない。一党縁者たちの打ち合わせのような感じがし、最初から批判精神が欠如しており、声のトーンも低い。昔韓国では共産主義国家を「一党独裁」と批判したが、今は民主主義が根を下ろうとしている。国会質疑を視聴しながら日本こそ一党支配が長く、腐敗していることが分かった。政治の善し悪しを問わず政権交替が必要であろう。