崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

中国調査から帰国

2007年09月14日 07時08分27秒 | エッセイ
 昨日4泊の中国調査から帰国した。十数回も調査をして、調査地をサハリンにしてからほぼ7,8年ぶりになる。調査旅行には広島大学で博士号をとり、現在広島女学院大学等の非常勤講師の金俊氏が同行して案内と通訳をしてくれた。感謝したい。報道されているように中国の発展ぶりが感ずる。大連では広島大学留学生であった大連理工大学の副教授の孫蓮花氏と大連外国語学院大学の副教授の金龍氏に発展の街である海岸に案内され、翌日、現在観光化されている戦前日本人住宅街を歩いてみた。長春でも広島大学留学生の許春蘭氏の夫婦の案内で旧満州映画協会建物が現在観光化されている現状をみた。また北京では広島大学留学生であって、現在民族出版社に勤めている金在国氏の案内で瑠璃庁、日本食堂、マテオリッチ(Matteo Ricci)神父が建てたカトリック教会などを調査した。多くの弟子たちとその親族や友人には大変お世話になった。お陰様で疲れたけれども充実した調査ができたことに感謝し、満足している。