崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

綱引きとボクシング

2006年08月04日 09時21分14秒 | エッセイ
 私も先日世界チャンピオンボクシングを終始視聴した。意外な審判には腹が立った。一般の人より客観的に判断するのが審判でありながら細かいルールを利用して亀田に勝利を宣言した。ルールが一般の視線と共有できないのならスポーツゲームは成り立たない。ダウンもして、不利な戦いが明確であるのに専門家である審判の偏見であろうと思われる。一般の日本人たちが多く怒っている。日本人の意識は健全である。中国や韓国であればどうであろうか。健全な国民を持っているのが誠に国家の強さである。
 綱引きはもっと単純なゲームではあるが選手が複数である。それをやる人も見る人も勝負には文句がない。ボクシングは見る人が判断できる。数人の審判の判断だけによるものではない。日本で行われる試合には日本の選手を殺さない限り勝てないというコメントは皮肉をこめた言葉だけではない。