東田第一高炉。〈C〉著作権者: 永野宏三・ひろみプロ
JR鹿児島本線枝光駅から八幡駅にかけて北の方向、車窓から眺望すると視界が広がってきます。広大な辺り一帯は八幡東田総合開発計画として、最先端の情報通信関係の企業が進出して様変わりを見せています。
この東田地区に、明治三十四(1901)年、日本初の近代溶鉱炉として火が入った記念碑的高炉「東田第一高炉」が保存されています。
東方向に位置するテーマパーク「スペースワールド」が、「東田第一高炉」の光景と一体化様していて巨大なモニュメントとなって 、かつての製鐵「八幡」のイメージを進化させています。
第一高炉の真下に北九州産業技術博物館が金属を暗喩したかのようにメタリックな姿を見せています。北九州市が培ってきたものづくり技術に光りを当てて未来へ繋ぐ博物館です。描いた絵は環境ミュージアムの庭園から見た光景です。