永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

1万5千歩。関門海峡秋景色。

2010-10-12 05:50:02 | 日記・エッセイ・コラム
門司和布刈海岸からの関門海峡はすっかり秋の気配を見せています。陽射しはあるけれど海峡からの潮風がやわらかく気持ちがよく。喧噪をすっかり遠ざけてくれます。潮の流れの音がここちよくさせるのでしょう。外国船の往来が多く、大きい船が速い関門の西からの潮流にあえいでいました。
対岸の下関に歩いて渡ろう思ったのですが関門トンネル人道はリメイク工事で閉鎖になっていました。
あきらめて対面する下関の前田砲台跡あたりを遠望しました。ちょうどこのあたりの海峡が長州藩奇兵隊が四カ国連合艦隊との戦場になったところです。背後のめかりの山裾は戦いで亡くなったフランス兵士が埋葬されていたところです。
その夜、大河ドラマ龍馬伝で龍馬がお龍と生活を求めて下関赤間に着いた場面に、その昼にぼくが居た門司和布刈海岸から対岸の下関を眺めていたこととは時代が変わっても海峡の光景はそんなに変わっていないなと思いました。それは渦潮がつくる海峡の流れのスピードが時代を逆回転させてていることに気づかせるのです。
田野浦埠頭まで足を伸ばし、帰りは桟橋通りまで歩いた歩数は万歩計で1万5
千歩になっていました。



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関門海峡、秋景色。〈C〉永野宏三・ひろみプロ


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秋。海峡の町。〈C〉永野宏三・ひろみプロ



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