遠賀川と木屋瀬宿。〈C〉著作権者: 永野宏三・ひろみプロ
筑豊電鉄の木屋瀬電停から西方角に向って行くと遠賀川に出ます。高い堤に架かる中島橋からは、畔に沿って南北に走る旧長崎街道・木屋瀬宿があります。遠賀川と街道筋が平行して堤からは低い木屋瀬の町並が拡がります。遠賀川と大銀杏の木がある木屋瀬の町がのどかに写ります。街の喧噪とはほど遠い茫洋とした遠賀川と木屋瀬宿光景です。
現実という四次元の影、それは夢うつつな、そして記憶の中の〈いつか見た風景〉なのかもしれません。わたしは、いま思うとそんな光景の絵ばかりを描いていたような気がします。描いた絵を今回思い切って発表してみることにしました。背景は、メタフォリックに門司港のあちこちに今も残る昔ながらの海峡の倉庫街、港駅、下町の風景と暮しです。こんな展覧会を、門司港の“ティー・ルーム センガク”さんでします。お時間ございましたら、わたしの童景画をご高覧いただけると幸いです。
門司港・ティー・ルーム センガク
平成23 年11月17日(火)~ 平成23 年11月26日(土)水曜日・定休
北九州市門司区東港町2-23(出光美術館うら・遊歩道沿)
tel 093-321-6700
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