永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

伝説の人。

2010-01-03 05:41:38 | インポート
昨年暮れから楽しみに見ているBS放送・ビートルズ特集はいよいよ佳境に入ってきた。伝説のクラウス・フゥーアマンが登場した。ビートルズのアルバム制作にはほとんどバックでベース参加している。5人目のビートルズと言ってもいい。ミュージシャンであり美術家でもある。アーティストらしくナイーブな人である。それはジャケットなどのイラストでもよくわかる。ポピューラな絵では何といっても「リボルバー」だ。このジャケットは今でも大事に持っている。このレコードの出版元は、ビートルズのアップル社ではなく、「オデオン」だから貴重。クラウスの絵は線画とコラージュで描く個性の強い作品。音楽からくるイメージを描くから拡がりがあるし自由で楽しい。ジョン・レノンも同じく絵を描くから、互いがアートのところで引き寄せあったのかもしれない。カーリー・サイモンのアルバムにも参加していたのは知らなかった。60年、70年は時代にうねりがあったから、音楽もアーティストが主導権をにぎって、アルバムづくりをしていたのがジャケットから伝わってくる。


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