永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

みやこ町の黒田神社鶏楽・神幸祭。

2012-04-15 11:13:32 | アート・文化
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ボヘミアンは民族芸能に興味があり、なんぼ技術や科学が進歩しても、代々土地々に伝わる語り伝えや祭りなど、土着が現代の暮しや文化をつくっていると思っています。旅のルートを変更して、みやこ町黒田の黒田神社鶏楽・神幸祭を採集してきました。
 黒田天満宮に初めてにわとり楽が奉納されたのは、1696(元禄8)年。黒田村に疫病が流行し、村人は黒田神社に「疫病退散」を祈願し、にわとりを真似たにわとり楽を奉納したことが始まりだそうです。
 黒田楽(にわとり楽)は、300年以上もの間、中断することなく受け継がれて、現在はこの伝統行事を絶やさないよう子どもたちに継承しているそうです。
 子どもたちがかわいらしく横笛、太鼓、鉦の音色に合わせてリズミカルに神幸祭の渡御に先立ち、黒田天満宮の境内で、車座で舞い踊っていました。舞いの中では、にわとり楽の由来を昔ながらの言葉で述べています。踊りの輪の中に楽師匠の方が、大うちわを持ち子どもの楽に調子を合わせながら、舞を導いていました。
貴重な民俗芸能です。









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