永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

引出しの奥に眠っていたグラフィテイー。

2013-03-03 15:33:25 | 日記・エッセイ・コラム
確かにあったはずの時系列から抜け落ちていたり、体験していないはずのことが頭の中に画像と記憶されていたりと、こういうことは特に子どもの時代に多いと思います。それらが重なって幾つもの記憶が混濁になってリアルに蘇ってきます。
24年前にシアトルの下町にあった雑貨屋(古いおもちゃや古本などなどを置いてあるいわばカジュアルな骨董屋)にあった、1970年初頭に発行されたコミックマンガのバットマンとローリングストンズ誌です。バットマンの表紙の構成と色使いがポップな感じ、ビートルズの写真をボストンバッグにコラージュした巧みなデザインのロ-リングスト-ン誌、これもポップなイメージだったので買いました。
町を案内してくれたシアトルに住む日系の人が「こんな子どもが買うような物、どこがいいの?」と不思議がっていました。ふたつの雑誌はぼくにしたらアートな作品と同系列のものです。古い時代の雑誌ですが感覚で受けとめてなんでも新鮮に見えました。


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バットマン/:ナショナル・ペリオディカル出版社発行


P2210004
ローリングストーン誌1974年10月号






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