永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

フォークな情景が残る風景門司港清滝、日のあたる坂道。

2016-04-29 13:31:45 | アート・文化

絵著作:〈C〉永野宏三


門司港清滝四丁目にある坂道です。わたしは日のあたるこの坂道が好きでよく散歩します。勝手にネーミング、この坂道を日なた坂とよんでいます。
左手の日本家屋は旧料亭・三宜楼です。昭和6年に建てられた木造3階建ての現存する建造物です。故佐藤栄作さんや故出光佐三さんがこの料亭を愛し、足繁く通われていらしたそうです。故古川ロッパさんも来門された時に利用されたそうです。ちなみにロッパさんは、子供の頃、一時門司に住んでいらしたそうです。
この絵、向って右側の土塀は現在壊されてありません。この土塀は風情があって好きな風景だったのですが残念です。幸い、坂道をずうっと登って錦町に抜ける細い道には土塀が残っていて、なかなかいい雰囲気を醸し出しています。




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