麓の大蔵の町から大蔵川沿いに緩やかな山道を歩くと、軽い登山気分と心地よい汗がかける。登り切ったところに四方を山に囲まれ、満々とした水と濃い緑の木々を懐に抱き自然との調和を見せる河内貯水地に着く。
明治に日本ではじめて開設された八幡製鉄所の人造湖である貯水地は製鉄所に送水していた貯水地だ。梢をわたる風の音が聞こえるほど静かだ。湖にはまわりの緑と対照的に朱赤で彩られためがね橋(南河内橋)が懐古的なデザインを見せている。日本に唯一残る凸レンズの形をしている珍しい橋だそうだ。
湖の遊歩道では辺りの様々な自然の表情を楽しむことができる。
〈C〉画著作 永野宏三
明治に日本ではじめて開設された八幡製鉄所の人造湖である貯水地は製鉄所に送水していた貯水地だ。梢をわたる風の音が聞こえるほど静かだ。湖にはまわりの緑と対照的に朱赤で彩られためがね橋(南河内橋)が懐古的なデザインを見せている。日本に唯一残る凸レンズの形をしている珍しい橋だそうだ。
湖の遊歩道では辺りの様々な自然の表情を楽しむことができる。
〈C〉画著作 永野宏三