永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

水彩画。水彩美王国世界の入口に。

2013-03-09 19:07:41 | アート・文化
二年ぶりになるでしょうか、下関美術館に行きました。『日本の水彩画』展を見るためです。
途中、長府海岸沿いから眺望する関門海峡は大陸からの黄砂で靄っていました。たぶん大気汚染物質も混ざっていたと思います。
下関美術館は空いていました。美術フアンにとってはうれしいことです。じっくり鑑賞できるからです。
『日本の水彩画』の展示日がそろそろ終わりに近くになってきたので、あわてて行った次第です。
幕末から昭和戦前期までの水彩画を体系的に見ることができました。いわゆる近代絵画における一端にあった水彩画の表現世界をみる展覧会です。見方によればマイナーな世界にも取れますが、描かれている世界は、水彩画のジャンルがが近代絵画の中でそんなに認知を得ていなかった時代の表現世界ですから、この展覧会企画の主催者の目の付けどころはgoodでした。この展覧会が予告の時から気になっていていたので、やっと見ることができてgoodでした。