動物霊園グリーンメモリアルのブログ

「いとしい子たちよ安らかに」

通信紙第155号

2022年01月30日 | 通信紙版バックナンバー
令和4年(2022) 2月








針供養
針供養は、2月8日、または12月8日に行われる行事。2022年も同様です。
東日本では2月8日、西日本では12月8日に行うところが多くみられましたが、地域に関わらずどちらか一方の日に行うところや、両日行うところもあります。
この日付の違いには、背景にある「事始め・事納め」の捉え方が影響しています。

針供養とは、使えなくなった"縫い針"を神社に納め、供養する行事のこと。
裁縫をしているうちに曲がったり、錆びたり、折れたりした針がその対象です。
昔に比べると"裁縫をする"こと自体が減っているものの、針仕事をしている方や
服飾関係・和裁、洋裁関係の教育機関、企業では今でも針供養が重要視されます。
ちなみに、英語圏には針供養の風習はないですが、
英語だと「Requiem services for broken needles」などと表現されます。
針供養は、9世紀頃に中国から日本に伝わったという説がありますが、
起源の詳細ははっきりとはわかっていません。ただ、9世紀後半には日本に風習として
存在していたことは間違いないようです。
平安時代には、清和天皇によって法輪寺に針供養の堂が建立され、"
針を供養する"ことを重要視していたことが伺えます。針供養には、
「針への感謝や労い」「裁縫の上達を願う」という意味合いを込められます。
かつて日本では、2月8日と12月8日は「事八日(ことようか)」とされ、それぞれ
2月8日は「事始め」、12月8日は「事納め」と呼ばれる。
この両日は"つつしみをもって過ごす日"とされており「針仕事を休むべき」とされていたことから
針供養の日となりました。
事八日の両日、つまり2月8日と12月8日が針供養を行う日とされてますが、関東関西などの
地域で違いがあり、1年のうちでどちらか一方の日に行われることが多いです。
全国的に、大安・仏滅などの六曜は関係なく、2月8日・12月8日に供養のための催しが行われます。
針供養には、寺社に納める以外にも、豆腐やこんにゃくのような「柔らかいものに刺す」方法もあります。
裁縫用の針は、厚みのあるものや硬いものに使われることも多いため、
柔らかいものに刺すことで針をねぎらう意味合いがあるそうです。
実際に寺社でも、豆腐やこんにゃくに針を刺し供養が行われていることも少なくありません。


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【春彼岸会行事日程】
期日:令和4年3月20日()と3月21日(
読経時間:午前11時と2時の予定です。


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