動物霊園グリーンメモリアルのブログ

「いとしい子たちよ安らかに」

通信紙 第72号

2015年02月28日 | 通信紙版バックナンバー
平成27年 3月

{お知らせ}
合 掌
春暖の候、皆様には益々ご健勝の事とお慶び申し上げます。
すこやかに育ちゆけと願い
今なお忘れ得ぬ愛しい子達の
平成二十七年春彼岸会合同慰霊祭日程のお知らせをさせて頂きます。
 ・期日 三月二十一日(春分の日) 三月二十二日(日)           
 ・読経開始 午前十一時よりと午後二時よりの二回でございます。              
        (天候不順の場合は電話にてお問い合わせ下さい)



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

かすみ草
本来肉食である猫が草を食べる光景は猫を飼っている方なら一度は見た事があると思います。
猫草あるいはそのままキャットグラスと呼ばれる植物は燕麦(エンバク)のようなイネ科が多くペット用品店などで栽培キットも販売されております。
なぜ猫は草を食べるのでしょう?ストレス解消や不足した栄養摂取など諸説はありますが毛繕いで胃に溜まった毛を吐き出すため、というのが有力です。



しかし実際のところは解明されておりません。
ところで猫草以外の植物を食べていた猫さんがおりました。
節分過ぎのポカポカ陽気の中、市内に於きまして猫さんのお迎えをいたしました。
納まったお棺にはたくさんのかすみ草が別れのしるしとして詰められておりました。
当霊園で幾度か葬儀をされました猫さん達は皆、猫草ではなくかすみ草を好んで食べていたそうです。今から十数年前の事、茶の間のお飾りにかすみ草を花瓶に挿したところ初代の猫さんが興味津津に近づきムシャムシャ食べはじめました。
これを機ご家族は日常的に近所の花屋さんに通う様になります。
不思議な事に後に飼う事になる血の繋がらない猫達も同じ行動をしており、今回亡くなりました猫さんは花屋さんにも可愛がって貰いました。
猫さんとの思い出と共に御家族は今後もかすみ草を飾り続けるそうです。


――――――――――――――――――――――――――――――――――
春を待つ花
「春」という漢字は太陽を表す「日」の上の髪を束ねる幼児と並び生えた草の象形文字の組み合わせです。優しい日を浴び植物が芽を出し再生する季節、新たな気持ちで新年度を迎えたいですね。
園内の梅の花が今年も咲きました












紙面版PDF


最新の画像もっと見る

コメントを投稿