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動物霊園グリーンメモリアルのブログ

「いとしい子たちよ安らかに」

通信紙 第193号

2025年03月30日 | 通信紙版バックナンバー
令和7年4月(2025)第193号







令和7年春彼岸会行事を行いました
彼岸入りの3月17日から19日は天候が荒れ降雪がありましたが
行事開催からの3月20日彼岸中日からは
穏やかで暖かな天気に恵まれ多くの方が来園されました。
今回の行事におきましても皆さまのご健勝と幸福を
可愛い子たちに願いを込め供養を務めさせていただき
読み上げた全ての戒名紙を祭壇へ奉納いたしました。
ウグイスの囀りか響き季節は春になりました。
彼岸明け最後の読経後に祭壇、納骨堂の盛花を来園された方々にお分けさせていただきました。








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花祭りの白い象
4月8日はお釈迦さまの誕生日で灌仏会(かんぶつえ)とも呼ばれております。
この日、世界中の仏教を教えとする国のお寺では白い象に乗ったお釈迦さまがたくさんの
お花に囲まれ祀られます。何故お釈迦様は白い象に乗っているのでしょう?
それはお釈迦さまのお母さんマーヤさんがある日眠りに就いてると夢の中で
6つの牙を持つ白い象と出会いました。白い象はマーヤさんの体に溶け込み
目が覚めた時、子供を授かりました。この時お腹にいた赤ちゃんがお釈迦さまです。
お釈迦さまが生まれた時、9頭の竜が吐いた天からの甘い水(甘露)を
産湯にした言う伝説があり、これが釈迦像に甘茶をかける由縁なのです。
甘露とは、インド神話に登場する飲む者に不死を与えると言われるアムリタの漢訳です。
もともと甘露は、中国の伝説で国を治める君主が仁成を行うと天が降らせるという甘い液体を指しました。インドから仏教が伝来した際に、この甘露とインド神話に登場する不死の霊薬アムリタは同一視され、
そのまま甘露と呼ばれるようになりました。アムリタとはサンスクリット語で「死なない」ことを意味する
言葉だそうですが、飲みものとしてのアムリタこと甘露は、蜜のように甘く美味で、
苦悩を取り除き、寿命を延ばし、死者を復活させるともいわれています。
そのような効果を持つ甘露は神々の飲みものであり、人々が本物の甘露を
口にすることは出来かねます。そのため様々な苦悩を癒し心の平穏をもたらす
仏の教えが甘露としてたとえられるようになったと考えられています。
他にも作物の成長に必要な天の恵みの雨を甘露の雨と呼び、そこから更に
人の成長のために必要な仏の教え、慈悲から与えられる仏の教えを甘露の雨、甘露にたとえるように
なったという話もあるそうです。また灌仏会(花まつり)に釈迦の立像に甘茶をかける習慣は、
釈迦誕生の際に八大竜王が歓喜して甘露の雨を降らせたという伝説からきています。




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