動物霊園グリーンメモリアルのブログ

「いとしい子たちよ安らかに」

へび年に因んだ話

2013年01月04日 | 季節・空模様
明けましておめでとうございます。
今年は巳年にあたります。以下は干支の巳(蛇)にまつわる昔話です。
むかしむかし、村人たちが集まって、お寺の掃除をしていました。 掃除が終わると、お坊さんがお酒を入れたツボを持ってきました。みんなはお礼を言って、お酒を受け取りました。
 ところが村人は五人いるのに、お酒はツボに一人分しか入っていません。
みんなで飲むには、とてもたりません。すると、一人の男が言いました。
 「では、こうしたらどうだろう。みんなで地面に、ヘビの絵をかく競争をするのさ。
 一番速くかきあげた者が、一人でお酒をいただくんだ」「それは面白い。よし、それで決めよう」
「ではいくぞ。よーい、ドン!」みんなはいっせいに、ヘビの絵をかきはじめました。
 すると一人の男が、一番はやくかきあげました。
「出来たぞ! おれが一番だ! あっははは。みんなには悪いが、この酒はおれがちょうだいするよ」
 男はそう言って酒ツボに手をのばそうとしましたが、ふと気がついて、
「しまった! これはしくじったぞ。ヘビに足をつける事を忘れていた」
と、あわててヘビの足をかきはじめたのです。するとそれより先に、ほかの男がヘビをかきあげました。
「出来た。酒は、おれの物だ」男はそう言うと、お酒をおいしそうに飲みました。
 はじめの男が残念そうに見ていると、酒を飲んだ男が笑って言いました。
 「バカだな、お前は。よく考えてみろ、ヘビに足があってたまるもんか。
  そんなよけいな物をくっつけようとするから、こんなうまい酒を飲みそこねるんだよ」
 余分な物をつける事を『蛇足(だそく)』と言うようになったのはここから始まりました。
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