前略、大宮アルディージャさま~♪-本気で上位を目指すのかー

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前略。大宮 このクラブは歴代「お父さん」がいない。このまま一家離散していいのか?? VS山形戦

2009年04月29日 | 試合の感想
はい、私は今シーズン。負けた場合は、早々にスタジアムを去ろうと決めました。それが例え、終了のホイッスルが鳴らなくても、です。その理由は、私たちは勝利を観たいわけです。それに繋がる何かが、伝わって来なければ、去るのみです。

丁度、野球場に差し掛かった時、終了の笛が鳴りました。そこで感じたは、

①この勝敗結果が、12月の時点で、どういう意味を持つのか?山形に取ってどういう意味を持っているだろうか?そしてアルディージャにとってもこの勝ち点0がどういう事を意味するだろうか?と想像しました。

②そしてこのクラブは、全く経験とか歴史というものの、堆積がないなあという事を実感した。悔しいかな、応援するクラブだけど、悲しいからそう痛感せざるを得ない。

③そして歴代、このクラブには「お父さん」(父性)がいなく、子供ばかりであり、「お母さん」に頼り過ぎて、その有り難みを感じていなく、自分で何かをしなければと感じ行動しない、親不孝な選手が多いという事である。


①に関しては、完全に大宮アルディージャには不利に働きます。。。また残留争いの種になります。昔から言われている事ですが、秋に収穫しようと思い、2人の人間が働きに行くと、一人は収穫にでき、もう一人は何も収穫できません。

収穫できない人間は、どうして私には収穫するものがないのか?理解できていないようで不平を言うのです。理由は簡単です、春先に種を撒いてしっかり、育てて意識して活動しているから、結果が出ているのです。毎日毎日の積み重ねが、結果として秋の収穫になるんです。誰かが用意するのではなく、自分で育てるしか方法はないのです。では、大宮アルディージャは種撒きをしているでしょうかあ?


②関してです。これはとても辛辣は表現です。自分でも分かっています。しかし書くしかありません。歴史の堆積がない。いつも同じ事を繰り返している。良い事が繰り返しているのなら、それもいい。しかし悪い事を、毎年同じサイクルで繰り返している。どこかで打破しない。そう願い、時間を刻んでいるが、また同じ事の繰り返し、学習能力がないというより、堆積していない。土曜、歴史の紐解けば、また「負ける」でしょう。連敗を更新します。
これは自棄ではない。学習しようとしない選手たちがいる限り、それは必然になる。私はそんな事を望まない。でもそうなりそうで、悲しいかな、足掻きたいと思っている。でも歴史の力は強い。。。

たった一人の選手の個人技に頼らないチーム作りを標榜し、しかし現実は個人技に頼り。それが崩壊するとずるずる連敗。
調子に乗れば昇格した年度みたいに、怒濤の連勝をするが、何故勝てたのか、わからず「神がかり」もしくは「サポの力」というフレーズで、宴で終わる。でも勝ったという事実と強くなったという事が別問題でここまで来た。
ある年では、監督が羅針盤を見ずに出向し、このままでは遭難するというので、選手たちで話しあった。ミーティングを重ねて、進路変更を迫った。そして船長は去り、混乱した事態は避けられたが、その時の苦しみは時と共に忘れ去ってしまう。
そしてアグレッシブサッカーという標榜して、采配を遅さを指摘され、人災を招いて、一年を過ごし、時にゴール裏と応援で揉め、座り込みをする人もいて、クラブに拘る全てが分裂しようとしたが、どうにかとどまり、12月、静岡のあるサッカー場で右サイドからのボールをヘッドでねじ込み、J1に居る事を守り切った。
そしてお守りまで制作して、これがまた売れた。。。

その間に、いろんな人がどれだけの言葉を費やしたのか?その間に、どれだけの人が苦しいそして苦い想いをしたのか?そしてどれだけの涙があり、笑いがあり、拍手があったのか?歓喜があり、どうしてもJ1にいたいと想い、戦ってきたのではないか。あるキャプテンは、試合後、泣いてまでいたではないか?

その度に、学習をし、それに蓄積が、クラブを強くし、歴史を作るのではないか?

しかしまた同じ過ちを繰り返す。

私は思う。選手たちは、「終わりよければ全てよし」であると。あの涙も、あの闘志、あのコメントも、全てその場限りであり、周辺の選手や、新しく加入した選手たちのDNAとして宿っていないと。つまり「あの時はあの時、今日は今日」という事だ。それでは強さの堆積が出来ない。膿みの苦しみがクラブの強さになったのか?

毎回連敗をして、ずるずる後退する。今期だけでも敗戦理由は一緒。全てがバラバラ。それを良し、として観ていられる程、私は馬鹿ではないし、スタジアムから去るのがある種の「礼儀」だと私も思う。いつになれば、大宮アルディージャの歴史は繋がりを見せるのだろうかあ?


③は、「お父さん」がいないという事である。それはつまり大宮アルディージャという集団を家族だと捉えれば分かる。誰がこのクラブを試合中にまとめるのか?いや正確には日常からまとめ役が必要なのだ。今日の試合では、「子供」が多すぎる。子供とは何か?それは自分だけの成果を自分だけで解決しようとして、褒めてほしい存在。家族がバラバラになりそうなのに、それが空気をしてピッチにいてわかるはずなのに、「俺、家主じゃないし」「俺が責任者がないし」みたいな、甘っちょろい考えを持ち主。そういう人間が多かった。

ある数人は、「なんとかしなければ」という使命感に燃えて、戦ったが。でもよく見れば、それは子供のやっている事と変わらない。何故なら、自分以外をまとめようとしていないからだ。自分の役割の範疇内で、「なんとかしよう」としたって、それは所詮、子供の論理であり。家族内の役割を自分で決めて、その範囲内で気合いを入れられてもそれは、父親ではない。

もしだが、今みたいにアルディージャには父親がいない場合、子供たちがどうするのか?母親が懸命に戦っているのに、どうするのか?母親に縋るのか?私は子供ですからね、と。この場合、母親とは、マトや慎や例えば石原である。
守備のほとんどをマトに任せて、サッカーをする。マトだって人間であり、ミスをする。しかしそれに頼り過ぎているから、いざ危機的状態になった時、対処できない。つまり父親もいない、そのフォローとして母が戦ったが急に倒れた場合、どうするんだあ? 実際に、今回の失点はマトに頼り過ぎた冨田、そして未来予測できない片岡が戦犯。犯人探しは嫌い。でもママに頼り過ぎている子供は、子供のままでいいのか?という事を言いたいだけだ。

そして慎がいないのは大きい。今日アルディージャの選手でイエローカードをもらった選手がいる。しかしアルビ戦で慎がもらったイエローを全く意味合いが違う。母親は子供を守ろうとした場合、身を挺して自滅する事もある。慎が支えていたから0-0で先週はロスタイムまで来たのだ。それに気づかない、子供たちはどうしていたのか?

そんな中、途中出場の藤田は、ダメなりにも自分を出して、戦っていた。不調でも家族にとって自分は何ができるのか?という事を精一杯出していたと思う。
中盤に関して、最後通告。片岡さま。バイト学生ではありません。貴方一人が悪いわけではありません、緊張していたかもしれません。でもプロって、なんだろうって私は今日の試合で思いました。スタジアムの子供が飽きてしまい、かけずり回っている試合って、どうなんだろうって。人の子でも、子供は正直だなって思いましたよ。もう少し、プロの選手であるという事を、スタジアムのみんなに見せてください。


そしてプロという事で言えば、17番さんに、私はこれで給料をもらっていていいのだろうか?プロのサッカー選手って、これで食べていけるのだろうか?って500円で入った子供たちに説明できません。
17番が好きなファンの方、これ以上は読まれなくて結構です。彼を褒めようと思いません、気づいてほしいのです。

彼を観ていて、私はある試合を思い出しました。駒場で行われた試合です。その時、私は小林慶行を名指しで批判しました。それが期待の裏返しなのですが、理由は簡単です。

「うまく言い訳プレーをして、90分を過ごそうとしたからです」

つまり責任から逃げようとしているからです。

サッカーの試合に置いて、個人が責任を負わない方法ってどういうものがあるか、上げられますか?

1 ボールに触らない
2 ボールをもらわないようにする。つまり顔を出さない事
3 ボールを受けたら、すぐ違う人の渡す、意図もなく

これ、なんか破裂する風船をつぎから次ぎへと渡すゲームに似ていませんか?
そうです。回答者が「パス」「パス」と言ってわからない答えをスルーして、次の人で破裂してほしい気持ちが一緒なんです。自分で失敗したくないんです。

17番を観ていると、それを感じてしまう。本人は気づいていないのかもしれない。しかしスタジアムとは残酷で、選手以上に選手の動きは見えてしまう。前半終了後、塚本にヤジが飛んだ。内容は書かないが、私は否定しなかった。それは正しかったからだ。観ている人は観ている。ちゃんと分かっている。アルディージャの試合を何百試合も観ている人からすれば、分かるものはお見通しなのかもしれない。

だからこそ手をつかないで、戦ってほしいと何年も言っているのに、蓄積されない。。。

17番さま。なんで貴方がスタメンで居られるのでしょうか?貴方の左足ですか?もしそうなら少なくともベッカムや中村俊輔クラスであってほしい。貴方の左足でゲームを決めるだけの技量を。しかしそうじゃないのでは?
試合中、アルディージャという家族が崩壊しかかっている。母親も苦しそうだ。子供もワンワン喚いている。そういう場合、どうする?息子だったら?俺には関係ないと言って家出するか?

今日の言い訳プレーは、家出した息子に思えた。だから怒っている。張監督は貴方に何かを期待しているようだ。苦しい時間帯、いっつも張監督は貴方の名前をピッチ近くまで出て叫んでいる。その意図はわからないが、何かを期待しているのではないか?

苦しい時に自分からボールをもらい、周りの選手を助けてやる。お前もこうやるんだ!とプレーでみんなに伝える。なんで?って顔する前に、自ら行動を起こす。
その任が、なんで俺?と思ったら、それはそれで良し。ただコーナーキックだけマトの頭に正確に蹴っていれば、それでよし。ただそんな事だけに年俸を払うためだけに私たちは、3年先までシーズンチケットを買った覚えはないから。


お父さん。試合前、数人の選手たちが、自分たちの子供と一緒にピッチ入って来る。私個人としては、とても違和感を覚える。これから戦う戦場に幼子を連れて来るのか?と。まあクラブが許し、本人たちも良しとするのだし、子供たちにも非がない。こちらだって日に日に成長する彼らを観ながら時間というものを分からせてくれるからだ。ただ百歩譲って、親である選手たちの教育方針や意図は認めたとして、ただ一つ確かなのは、彼らも一家の「お父さん」である、という事実である。


自分たちの家族をなんとかするのは、誰だ?自分たち、父親だろう?と私は思う。子供をなんとしても守り、子供たちを時に叱り、時に遊び、励まし、何かあれば命を引き換えに、守る。子供に文句言わないで、自分たちの家族を守る。そういう気概じゃないんだろうか?まあ家族感とは、それぞれであるから深く立ち入りたくもないし、詮索する興味もないが。

ただ少なくとも大宮アルディージャという家族が崩壊しそうな時、自分たちは父親か?それとも子供か?という事をもう一度再考してほしいと思う。

公で子供が走り回って苦情が来るケースのほとんどは、父親がしっかりしていないからである。父親が子供たちの自主性とやらを尊重し過ぎて、野方図にするから、起きる事である。つまりバラバラにプレーする今日のアルディージャみたいに、個人商店みたいな事になるという事だ。父親の役割は、子供たちに責任感をまず持たせる事である。それだけでもかなり違う。ただアルディージャには、未だ父親不在である。。。

ピッチに入ったら、自分たちの父親から、アルディージャの父親になってほしいと思うのは私だけだろうか?


あっ、丁度録画していた山形戦が終わろうとしている。生で私が目にしなかったシーンばかりだ。あっ、でもやっぱり何も変わっていない。終了間際でも何も変わらない。




最後に。
私は土曜日、味スタへは行かない。それは応援しないという事ではない。
一度でもいいから、「選手たちだけで勝利してこい」という事だ。今日の失点も自滅。だから例え1点返しても私は喜ぼうとしない。それは自分たちの失策を帳消しにしただけだからだ。だからどうしても勝ちたい、結果がほしいなら、勝ち取って来いよ。

多くのサポやファンが駆けつけるだろう。声を嗄して応援するだろうし、悔しくても拍手する人もいるだろう。選手はそれ以上に苦しいだろう。だから勝利したら、
「自分たちのおかげ」と選手たちは思ってもいいよ。でもそう思う事すらできない状況だから、一度、本当に自分たちで勝って来いよ。それまで私はアウェイに行かない。行かれる方は、どうぞ。それがクラブを思う形だろうから。

ただ私はアウェイには応援に行かない。まだこんな状態では行けない。アウェイに行って勝ったら、応援に駆けつけたおかげを思ってもいい。それも良し。ただ選手たちに何か湧き立つものがない限り、私の微力をホーム試合に溜めていたいと思う。


さあ、みなさんはどんなご感想だろうか?

愚痴でも批判でも、もちろん私の意見に反対意見もどうぞ。
全ては選手たちに何かが伝われば、そして何かが変わればである。

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4 コメント

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情けなくて情けなくて。 (ドラ&アルディー)
2009-04-30 01:37:01
★張監督はアジアを狙うと言いました。私は、“アジアは甘くないぞ。でもその気構え(アジアに出ていく)で指揮を取ってもらいたい。”と期待してました。


J1で唯一不敗チームということをメディアが取り上げていたときも、引き分けた試合は勝てた試合ばかりだ!と見てました。


★何て試合を見せるのでしょうか。入場料を払ってるお客さんたちに。フロントは、来年からシーズンチケットで入場している人たちを対象に“満足度返還金システム(お客さんたちに帰りにスタジアムの出口で満足度を入力してもらい、満足度が低ければ入場料の10%か20%を返還するシステム)”を導入したらどうか?


★とにかく、フロントも選手たちももう少し真剣に仕事(お客さんたちにどれだけ多くの感動や喜び、満足感を与えられるかが、プロ球団に関わる人々の成果ではないのか!)について考えてもらいたいのである。

☆アジアを目指す選手を早急に補強しなければならない。良い選手を獲得したら優勝できるほどサッカーは甘くないと思っているが、あまりにレベルの低い選手(塚本、橋本、片岡、冨田)が目立つので短絡的だとは思わない。


☆☆私も、入場料をドブに捨てたようなふがいない試合を見せられた日には、さっさと帰っています。
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ガッカリ・・・ (tomotomo)
2009-04-30 09:20:32
お天気が良くてサッカー観戦日和!連敗ストップと家族で出掛けましたががあんな試合見たくなかった。後ろの小学生サポーターからも
「ヤル気あるのか」とやじられていました。
確かに……

せっかくワンコインキャンペーンで初めて来たお客さんももう来ないかも。全て空回りしてます…

また残留争いですかね…
ホントガッカリです…

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やっぱり戦う気持ちですよ (前略。大宮)
2009-04-30 14:14:10
ドラ&アルディーさま

コメント、ありがとうございます。プロの興業としては「いけないもの」を見させられた感がありますね。大宮愛があればどんな事でも選手たちを尊重するという論調も認めますが、うんん。。。それはあくまで理想論に思えてしまいますよね。

明記されている選手たち。私も嫌いではありません。ただ技術論を彼らに求める前に、前提条件の「戦う」という事を念頭に試合に出てほしいですよね。世の中で、彼らと私たちの価値の関係は、ピッチ上だけでしか評価されないのですからね。

ああ、土曜は勝利してほしいです。
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私はがっかりというより、呆れてしまったのです (前略。大宮)
2009-04-30 14:18:03
tomotomoさん

コメント、ありがとうございます。
やる気はあると思うのですが、行動が伴わない。。。一番いけない典型ですよね、昨日の戦いは。
実は大脳生理学上、やる気があるから行動できるのではなく、行動するからやる気が出るらしいです。そういう意味では、彼らは求められている「気持ち」にうまく逃げ込んだとも思えますね。

私たちは勝って喜びたいんですからね。
でも選手たちに、この気持ち伝わるのでしょうか??ちょっと心配になります。

でも私たちはホーム試合には応援に行くんですからね。
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