獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

松田聖子コンサートツアー2016シャイニングスター@大阪城ホーる1日目 に行った。

2016-07-02 22:15:42 | コンサート舞台
36年目の54歳

 1年ぶりの大阪城ホール。去年は久保田利伸のコンサート。今日は松田聖子のコンサート。どちらもJuice=Juiceのエース17歳宮本佳林があこがれのアーティスト。佳林が好きな歌手のコンサートにいってみたくて今日の松田聖子コンサートへ。網膜色素変性症な私デスペア。視覚障害者なので、一人でははじめての場所はいけないけど、大阪城ホールのルートは地下鉄大阪ビジネスパーク駅からでもJR大阪城公園駅でもルート訓練しているのでいける会場。

息はビジネスパーク駅から大阪城ホールへ。いつもとおっている歩道がなんか様子がちがっているとおもったら、歩道が閉鎖されていた。シアターBRAVAの西側にあった大きな駐車場が閉鎖されていて大きな工事をしていた、そのためその隣をはしっている歩道も閉鎖。

 歩道が閉鎖されているのでしかたく車道のはしをあるいていたら、工事の通行整理のおっちゃんが声をかけてくれて、むこうがわの河沿いの歩道まで案内してくれた、いったんわかれて一人で河をわたる橋をさがしていたけどみつからずあたふたしてたらまたこの通行整理のおっちゃんが手引をしてくれてたすかった。そのおっちゃんにきくと
この工事は2、3年かかって、新しい読売テレビの社屋ができるとのこと。へぇーこんなところにできるんだね。もっと歩道が整備されたらうれしいな。

 大阪城ホールの前についたらもうそこはおっちゃんおばちゃんがあふれかえっている。心斎橋駅でのりかえてビジネスパーク駅にきた私。そのときからなんかその予兆はあった。いつもは見かけない駅員がほーおむで誘導をしている、もっと銭湯車両にのってください、ビジネスパーク駅へいかれるお客様、もっとホームの先につめてくださいと何度もアナウンス。手引してくれた駅員にきくとビジネスパークでのコンサートに向かう客とのこと。おばちゃんがホームにあふれかえっている。おおばちゃんがこんなにあつまるとやっぱりなんか異様だね。

 大阪城ホールにつついてのぼり階段をさがしていると、スタッフにここからは撮影があるので通行できませんといわれる。なにかドラマかなにかの撮影のよう。松田聖子さんとは関係ないらしい。そのスタッフにコンサートスタッフをさがしてもらって、手引してもらう。

 その人にきくと、客層は6割が女性で4割が男性とのこと、でも私の耳からの情報だけだと、きこえてくるのはおばちゃんの声ばかりなので9割以上女性のようにきこえた。男性はあまりしゃべらないみたいね。年齢はどうかとたずねたら、40代50代以上ですとのこと。ただ40代といってもアラフォーの私世代じゃなくて、限りなく50にちかいアラフィフの世代以上が大半だと思う。Juice=Juiceの佳林は自分のファンは中年の人が多いとラジオとかでよく言うけど、ほんとの中年ってのは松田聖子ファンだよと佳林におしえてあげたいぐらい。これにくらべれば佳林ファンはまだ青二才の若造ばかりです(笑)

  スタッフに手引されて解除の外のグッズ売り場にならぶ、炎天下の中10分ぐらいならぶ、そのたったあ10分でも汗だらだら。手引してくれたスタッフは長袖のスーツきてたのでもっと熱いだろうね。私はというと、ビジネスパアーク駅のトイレでポロシャツから黄色の県しゅう雨性Tシャツ。胸と背中にでっかくゴシック体で「宮本」って黒文字で書いてある研修生Tシャツを着ている。半袖でもとても熱かった。

 なんとかグッズ変えて、ツアーTシャツと、ハンドタオルと、トートバックと、ポーチを買った。明日7/3m日曜日の梅田クラブクアトロであるJuice=Juiceのライブにもていって佳林にプレゼントする予定。あとハローのコンサート会場でもおなじみのガチャガチャもあったので、1回500縁やる。一人5回までという制限があった。前10種の缶バッチ。でてきたのはとってもちいさな缶バッチだった。ただ2個はいっていた。これも明日佳林にプレゼントしようっと。

 今日の大阪城ホールは9000人ぐらいで、立見席もでていたよう。こんだけのファンがっかけつけてグッズも買うんだからすごい儲けだろうね。グッズ売り場ではクレジットカードが使えず厳禁のみで、レシートもでなくて、領収書をつくってくれといわないとだしてきうれないので、これは脱税しようとおもえば簡単にできるね。ってそんなことを思いながら入場。

 私は今日も車いすスペース席で見る。スタンド席のまんなからへんの通路に車いすの人が7人ぐらいいて、そのなかにまぎれてパイプ椅子にすわる視覚障害者の私。下手のサイドスタンドなので、椅子にすわって、左がステージ。17時開演の予定が15分おくれてのスタート、終演はアンコールふくめて19時15分。ちょうど2時間のライブ。

デスペア的はじめての松田聖子コンサート@大阪城ホールのポイント

1、カルチャーショック
ハローのコンサートにはもう何百回も言っている私。ただほかのアーティストのコンサートにはほとんど行かない。コンサートといえばハロー。ハローが私のコンサートのすべて、そうなので他のアーティストのコンサートにいくとすくなからずカルチャーショックをうける。

 まずはグッズ、私はかわなかったのだけど、松田聖子さんのコンサートでは3年前から赤いスイートピーの造花を売っていた。たしか1本1300円ぐらい。買おうかどうかっまよった私。買っても佳林にプレゼントするので、もちはこびのときにくしゃくしゃならないか心配。スタッフにきくとかばんんお中にいれたらちょっとくしゃくしゃになるかもしれませんねということ、この造花はコンサートの時にみんながふるみたいですよとおしえてもらった。

 ペンライトんっじゃなくてスイートピーの造花なのね。とぶようにうれていた。コンサートでは次はあの曲を歌います!みなさん用意してくださいね!と聖子が言うと、曲名もいってないのに、客席はいったん足元のかばんに頭をもぐりこませて赤いスイートピーの造花をとりだす。その光景をステージからみていて、聖子はすごいみんなが一斉に舌をむいていなくなったといっていた。おっちゃんおちゃんが一斉に同じ行動をとるのってなんかおかしいよね。ちっちゃい子供ならかわいらしいけど、おっちゃんおばちゃんの一斉行動はなんか儀式みたいだね(笑)

 私の隣の車いすの人もごそごそと造花をとりだしていた。

 聖子がスイートピーを歌う前に、まずはこの造花の説明と振るポイントのレクチャー。この造花は3年前に、ファンからの要望にこたえてグッズとしてうりだしたもの、それまではファンが自分で手作りでつくっていたよう。そして今回のツアーからこの造花グッズがバージョンアップされて、もちやすく丈夫になって、あと花弁の根本にキラキラがついて、そしててっぺんに聖子の顔写真の丸いシールみたいななのがついたとのこと。おっちゃんファンがこの造花を頭にさして、赤塚不二夫のはたぼーみたいに街をあるいていたら、黄色の研修生Tシャツを着てるおっちゃんよりもさらn目立つだろうなとおもってわらえてきた私。

 みなさん準備はいいですかの聖子、大阪らしく会場から、もってない人はどうすればええのーと声が客席からあがる。JJファンにはいないタイプのおっちゃん。それにもちゃんとこたえる聖子。持ってない人はなんでもいいです。あそうだうちわでもいいですよ。グッズのうちわでもいいですよとのこと。私もうちわを買ったんだけど、それをかばんからだすのは面倒なので、ピンクのサイリウムを振っていた。

 ここんなに盛り上げていたけど、赤いスイートピーはアコースティックコーナーの1曲としてちょっとうたっただけで、しかもサビのところは客席にうたわせていた。うーんこの曲をききたくてきてる人が多いと思う殻、造花をふるのはいいけど、客にうたわせるんじゃなくて、聖子が全部うたってほしかったな。

 歌わせるといえば、コンサートのはじめからおわりまで、聖子は客席にむかって、みなさんも一緒にうたってくださいねとずっといっていた、はじめにそういうだけならまだわかるけど、曲前になんどもみなさんも歌ってくださいねといっていた。ハローでは基本的にメンバーが歌ってねというところは歌うけど、ほかのところは客は歌わない。客席で歌っていたらほかの客に迷惑にんあるから。だけど聖子コンサートはどうやらちがうみたい、全部の曲を聖子は歌ってねと言っていた。びっくりだった。ただ私のいたサイドスタンド席はだれひとりともうたってなかった。赤いスイートピーのサビもだれひとりうたてなかった。アリーナ席とスタンド席は温度差があるね、たぶnアリーナは聖子ファンクラブチケッとの人たちで、スタンドは一般販売席だと思う。

 あと、開演前の名前コールというのがハローのコンサートではおなじみだが、元祖アイドルの松田聖子のコンサートではどうだろうとおもっていた私。開演前の諸注意がおわって、まもなくはじまりますとアナウンスがあってもだれもさけんでいなかった。しばらくして、数人がセイコーーっとさけんでいた。おっちゃんとおばちゃんがさけんでいた。ハローの現場のように変に節をつけて叫ぶのではなく、すなおにストレートにセイコーとまっすぐさけんでいた。

 そしてそれから、5民ぐらいの親衛隊みたいな人、男1人、女3人ぐらいの人たちが、セイコーとコールをはじめ、そのあたとにパンパンパンと3回手拍子。開演前のセイコーコールと手拍子。手拍子は会場にひろがるんだけど、セイコーとさけぶ人はこの親衛隊の5人ぐらいの人たちだけだった。ハローだとセイコーと叫ぶ声もどんどんふえていくんだけどそれがなかった。ただこのセイコー手拍子はとっても店舗がはやくてよかった、どんどん聞き餅がもりあがった。JJホールコンサートでも開演前のジュースこーおるあるけど、ちょっと間延びしている、ジュースパンパンパンと手拍子とくみあわせてテンポアップしていったらもっとかっこよくなると思うの。今度一人でやってみよう。

 あとハローとちがうのは、開演前諸注意アナウンスで、大きな誘導灯というフレーズはでなかったかわqりに、レーザービームなどほかのお客様の迷惑になるもののご使用はおひかえくださいといっていた。レーザービームってどんなの?レーザービームを使う客がたぶんいたんだろうね。誘導灯を使う人はいないけどレーザービームを使う人がいる聖子ファン。なんかちがいがおもしろいね。あとアナウンスでは、今回のコンサートの内容について、SNSでの書き込みはまだごらんになってないお客様のためにも、お控えくださいというのがあった。映画シックスセンスみたいな諸注意だった。

 そして一番踊り他の葉、開演前ステージではずっと6月8日にリリスされたばかりのニューアルバムシャイングスターがずっと流れていたということ。開演前に流すということは、本編では歌わないのかとおもったけど、ばんばん歌っていてびっくり。開演前BGMはぜんぜん関係のない洋楽とかがながれるものだとおもっていたっけど、聖子コンサートではニューアルバムが流すのが定番みたいだね。

 でも私のようなライトな聖子ファンにとっては、予習ができてよかった。シャイニングスターというバラードはとってもよかったし、あとテイクアチャンスもよかった。本編で予習ができていたのでたのしめた。アルバむ曲をたくさん聞かされたので、終演後ロビーでアルバむを購入。3240円。先着でオリジナルクリアファイルがもらえるということもあって購入。このクリアファイルも明日のJJライブにもっていこうっと。

2、松田聖子の歌唱力
 今回のコンサートは生バンド。あとダンサーが10人ぐらいいて、振付師も2人紹介されていた。

 はじめて松田聖子の生歌をきいた私。おもったのは、ほんと聖子の歌はよくとおるってこと。あと歌詞のひとことひとことをとっても大事にうたっているということ。かみしめて歌うというか、はっきりと歌っている。いまどきこういった歌い方をする人はなかなかいないと思う。そして声質もいいね。宮本佳林の歌声はクリスタルボイスだけど、松田聖子の歌声はクリスの一番下になにいか鉄板というかコンクリートがぬられているような感じ。ただたんにきれいな声dじゃなくて、力強さとそしてすこしのざらつきがある。あのざらつきが声に力強さをだしてるんだろうね。ハローでいうと松浦亜弥もこのざらつきが歌声にあったね。歌がうまいといわれているあややと聖子。おなじような声質だね。佳林もクリスタルボイスにあともうすこしだけざらつきというかにごりというか力強さがくわわればいいなぁと思った。もし今佳林が聖子と同じステージでデュオで歌うとたぶん歌い負けしてしまうだろうな。バックコーラスなら佳林のクリスタルボイスがはえるだろうけど、それじゃ佳林ファンの私はっものたりない。

 いつか松田聖子さんと宮本佳林の共演見てみたいな。聖子に佳林のことを知ってほしいから、今日聖子さんへプレゼントをもってきた私。開演前にはわたすのわすれてて、終演後ロビーのプレゼント受け付けスタッフに渡した。JJののアルバムと宮本佳林の生写真とファンレター。ファンレターに佳林が松田聖子さんをいかに好きか、ママにつれられて日本武道館にもいったことがること、マイアミ午前5時とかがすきなこと、歌声がクリスタルボイスなことをたくさん書いておいた。ちゃんと呼んでくれたらいいな。そして松田聖子さんが宮本佳林のことを知ってくれたらいいな。

3、佳林のおかげ
 佳林がブログで松田聖子さんの曲をたくさん紹介してくれていたおかげで、今回のセットリストの半分ぐらいは知っている曲だった。野ばらのエチュード、秘密の花園、時間の国のアリス、小麦色のマーメード、風邪hあ秋色、赤いスイートピー、ぜんぜん知らない曲ばかりでポカーンってことはなかった。佳林のおかげだね。

 品に津の花園は、いつもならアンコール明けの定番ソングだけど、今日は序盤にアコースティック位コーナーで歌った聖子。秘密の花園みたいなかわいらしい曲がアンコールにくるのが聖子コンサートなのね。意外だった。

 佳林はホールコンサートとかで涙ぐんで歌うことがあるけど、その本家の松田聖子。今日のコンサートでも最後の曲で涙ぐみながら、声をふるわせながら歌っていた。そしてファンに感謝の気持ちをのべる聖子。なんかその涙がいきなりすぎてちょっとびっくりした。松田聖子と言えば新人賞受賞のときのあのうそ泣き、涙がいってきも流れてないウソ泣きが有名だが、いまだにあの技術を維持してるのかと感心した私。赤いスイートピーとうそ泣きが松田聖子のコンサートにおけるエッセンスなのかもね。いまはすっかりブリッコではなくなった54歳の松田聖子でも36年たっても変わらない部分がしっかりあるんだね。佳林もこれからどんどんかわっていくとおもうけど、変わらない部分をしっかりもっていてほしいな。それが聖子にとてはうそ泣きであるなら、佳林にとってはなんだろう?まっすぐなところかな。

  2時間んのコンサートがあという間だった。あれもうおわりって感じだった。今度9/22にも追加公演があるみたいだけど、今度もしいくとしたら夏の扉のセイコーコールを一緒に大大声でさけびたいな。

 終演後、スタッフに手引されて外にでて噴水前まできた私。そこはおばちゃんとおっちゃんがひとだかり1000人ぐらいいたかな。階段の左側はおっちゃんおばちゃんがいっぱいでおりれませんとのこと。手引してくれたスタッフに聞くと出待ちしてるんですとのこと。

 50や60のおっちゃんおばちゃんも出町ってするんだね。それも大人数。これにはびっくり。出町までふくめて松田聖子のコンサートなんだね。宝塚と松田聖子、出町OKみたい。私も出町しようとおもったけど、ずっと黄色の研修生Tシャツをきたままでまだ外は薄明りなので目立つのでやめておいた。松田聖子の出町なのに、なぜ胸にでっかい宮本の文字?といぶかしがられると思ったから。出町するおっちゃんおばちゃんお間を白杖をついて帰って行った私。出町しているおばちゃんおっちゃんはぜんぜんよけてくれないね。もう出町することで興奮しているよう。大の大人が出町に興奮して通路をふさぐ。私も彼らの年になってそれぐらい熱い思いをもちつづけられていたらいいな。

p.s

そういえば、MCでバックステージにたこやきの屋台をさしいれてもらったと聖子が言っていた。たこやきの差し入れならわかるけど、たこやきの屋台のさしいれってすごいね。びっくり。

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