兵庫県弁護士会では、2017年2月23日の午前10時~午後3時に、投資被害110番を開催します。弁護士による無料電話相談です。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年10月19日 - 16:31
神戸078-362-0262
尼崎06-6411-3727
姫路079-282-7866
自営業者,零細会社の代表者の収入の設定は難しい。税金のことを考えると,ほどほどに抑える必要がある。ほどほどに抑えると,法律関係では,養育費や婚姻費用などでは安く済んでよかったという話になる場合もあるが,逆に,交通事故の休業損害や逸失利益の賠償でも安くなって損することもある。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年9月22日 - 15:40
自営業者,零細企業の収入の設定の話の続き。低く設定しても,証拠をちゃんと残して,弁護士が頑張って主張・立証すれば,確定申告上の収入より高く認定されることもあります。弁護士として言いたいことは,とにかく証拠を残すことと,弁護士に追いつめられる前に早めに相談しろってことです。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年9月22日 - 15:44
離婚のとき,法律上必ず決めなきゃならないことは,①離婚すること,②親権。決めるべきことは,③養育費,④慰謝料(不貞とかDV等),⑤財産分与(婚姻中作った財産の分配),⑥子との面会の回数と方法等,⑦年金分割です。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年9月22日 - 15:49
離婚のときに決める養育費,慰謝料,財産分与は,弁護士に頼むと相場が上限となる。相場以上にほしいときは,弁護士を入れず,自分で交渉する方がいい。自分で交渉できない場合と,相手が相場以下しか払わないというときだけ,弁護士を入れるべきです。僕はそう言って一端は自分で考えさせます。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年9月22日 - 15:52
離婚のとき,相手が養育費,財産分与,慰謝料の相場は払うと言っているか,何と言うかわかないときで,自分で交渉するのがどうしても嫌だという場合にじゃないときにに,弁護士に相談行って,弁護士に頼むと,結局,弁護士費用の分だけ損する。本来は,子のためにそのお金は残しておくべきだと思う。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年9月22日 - 15:56
離婚のときの,養育費の相場は,courts.go.jp/tokyo-f/vcms_l…
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年9月22日 - 16:02
を見ればわかる。慰謝料の相場は不貞で200万円~300万円(婚姻関係の悪化状況,自分が悪い所が多い,別居後の不倫等の事情ががあれば,これより下がる。)。財産分与の相場は,婚姻後作った財産の半分。
遺言,相続,離婚,交通事故は,行政書士,司法書士に頼むより,弁護士に頼んだ方が安心だと思う。司法書士は,紛争が起きる可能性が低く,相続で土地の登記が必要な場ならいいけど。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年9月20日 - 20:55
弁護士は,万が一紛争に発展したとき安心だし,よく扱っている紛争の回避に長けている。費用もそんなに変わらない。
民事調停の非常勤裁判官(民事調停官)をしている感想ですが,訴訟をしても尋問まで行かず訴訟上の和解による解決が見込まれる事件は,民事訴訟にするより民事調停にした方がいい場合が多い。話し合いがつかない場合を除き,訴訟より議論が活発にできて,時間短縮でき,かなり早く解決できます。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年9月20日 - 21:28
民事調停は,①訴訟をしても勝てる見込みが低い事件,②訴額が低くて弁護士がつけられず当事者本人が自分でやる場合,③損保会社が停滞している事件を動かすために使われてきました。弁護士もそう思っていました。尋問前に和解が見込まれる事件で早期解決できれば,裁判所も弁護士も依頼者も皆喜ぶ。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年9月20日 - 21:35
@nobiben 川西市での記念行事は来年の間違いでした。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年9月1日 - 08:56
来年4月に予定している兵庫県弁護士会伊丹支部の「遺言の日記念行事」(無料講座・無料相談)は,おそらく4月15日にアステ川西で行うつもりです。ゲストに落語家さんも予防と思っています。あくまで予定ですけど。企画中なので,確定したらまた書きます。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年9月1日 - 08:59
今年4月の兵庫県弁護士会伊丹支部の「遺言の日記念行事」は,宝塚市内(宝塚商工会議所会議室)で行い,落語家の笑福亭呂好さんに来ていただきました。呂好さんは,4代目笑福亭松鶴さん(仁鶴さんや鶴瓶さんの師匠)の弟子の呂鶴さんのお弟子さんです。なかなかの盛況でした。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年9月1日 - 09:04
日本弁護士連合会は4月15日を「遺言の日」と定めている。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年8月31日 - 21:53
わが兵庫県弁護士会伊丹支部も毎年4月15日前後の土曜日に遺言の日記念行事として弁護士による遺言に関する講座と法律相談を開催している。いずれも無料。
今年はわが川西市内で開催を予定している。
拡散希望。兵庫県弁護士会では本日8月24日の10時~15時まで「サクラサイト被害撲滅110番」という無料電話相談を行います。神戸:078-341-8229阪神:06-6411-9932姫路:079-288-6620。出会い系サイトに限らずサクラを使ったサイトの高額課金被害です。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年8月24日 - 08:26
サクラサイト被害とは,出会い系サイトだけでなく,求人や占い・懸賞・芸能人との交流・副業紹介サイト等をきっかけにいつの間にか登録され,,有料サイトに誘導された後,高額な課金がなされるメールのやり取りに引きずり込まれる,といった様な被害です。全国で多発しています。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年8月24日 - 08:28
「サクラサイト被害撲滅110番」は,兵庫県弁護士会だけではなく,全国の弁護士がこの8月に行っています。兵庫県とは多少日時にズレがあるかもしれませんので,他の地域の方は最寄りの弁護士会のHP等をご確認下さい。他の地域の方でも兵庫県の110番への電話も可能です。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年8月24日 - 08:31
サクラサイト被害は,人の恥ずかしさ,うしろめたさ等の心理を利用した詐欺で,泣き寝入りも少なくない。でも,弁護士に相談すると,被害回復できる事例も少なくないようです。恥ずかしがらず相談して欲しい。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年8月24日 - 08:42
詐欺にあうとプライドが傷ついて,騙されたことを否定しようとする人がいます。また,詐欺で損したお金を取り返そうという気持ちが強い人のうち,弁護士等に相談せず,似たような話に手を出す人がいます。こういう人は何度も騙されることが多いです。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年8月24日 - 08:43
わが北摂中央法律事務所の今年のお盆休みは8月11日(木)~15日(月)と決まりました(山の日,土日の関係で営業日としては12日と15日だけがお休みです。)。ご迷惑をおかけしますが,よろしくお願いいたします。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年8月5日 - 15:07
弁護士の仕事は司法。司法とは,法律を適用して紛争解決すること。弁護士は依頼者の依頼を受ける仕事。要は,弁護士の仕事は依頼者の利益を考えながらうまく紛争解決することです。でも弁護士は相談だけより依頼まで行く方が儲かる。悪い弁護士は裁判にしなくていい事件を説明を省いて煽る。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年7月19日 - 21:33
弁護士は,依頼者を説得することがある。依頼者から見ると譲歩を求めるものであり,相手方(敵)の味方をしているように見える。しかし,きちんと事件の勝敗の見込み,回収の見込みなどからすれば敵の味方をしているわけでなく依頼者のために動いている。悪い弁護士は別だが,きちんとした説明が大事。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年7月19日 - 21:37
最近,弁護士会の消費者保護委員会で,マスコミ対応係になってます。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年7月19日 - 21:38
おかげさまで関西テレビの18時台のニュースに出ました。知り合いが依頼に多く見ていて少し恥ずかしいです。
離婚の不倫の慰謝料の相場は,夫婦間で200万~300万円。どっちかというと今は200万円前後。ちなみに,不倫相手の慰謝料の相場は100万~200万円。金持ちはどんだけ不倫してもたった300万円。離婚により安定した生活を妻子には安すぎる。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年7月19日 - 21:42
金持ちが不倫を理由に離婚すると,慰謝料を300万円取られ,婚姻期間中に作った財産の半分を吐き出さなければならないが,収入が多くても借金が増えていたら,財産分与はゼロ。養育費は婚姻中に妻子に払っていた生活費より安くなる方が多い。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年7月19日 - 21:59
財産のある人は遺言は絶対に残すべきです。それで7,8割が相続人間の紛争はおきなくなるし,頑張っている相続人に報いることができる。遺言はいつでも書き換えが簡単にできるので気軽に書ける。遺言を残しても紛争が起きるのは相続人間で不公平感がある場合。生前に言葉やお金でフォローするべき。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年7月19日 - 22:10
将来,何らかのお金のもめ事を減らす方法。①預金通帳は昔のも残す,②通帳に何に使ったかボールペンで記入する,③現金出納帳をつける,④領収書,請求書,見積書等の書類を補完する,④これはとおもうときは録音を取る,⑤日記をつけておく,という感じですかね。これで8,9割なんとかなります。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年7月19日 - 22:13
交通事故のむち打ち症は,9割がたは6か月以内に治るらしい。でも数%は慢性化する。慢性化するほとんどは他覚的症状がなく,痛くてしんどいのになかなか後遺障害の認定がおりない。事故後すぐに整形外科に通い,症状を全部医師に伝え,忙しくても頑張って最低週2回は通うことが大事。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年7月15日 - 09:10
交通事故のむち打ち症で,経験的に感じることは,長期化するものは,不意を突かれた事故。あとは,本人がいろいろ不安や不満を感じているとき。不安や不満はいろいろだけど,保険会社の対応が悪いときによく生じる。ある医師はこれを「保源病」言っている。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年7月15日 - 09:17
清原って,懲役2年6月執行猶予4年だったそうですが,初犯の覚せい剤って,懲役1年6月執行猶予3年が相場なんですよね。ノリピーもマッキーも懲役1年6月執行猶予3年。量刑がちょっと重い気がします。何か特別の事情があったのかしら。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年7月1日 - 13:45
離婚したら,子のために養育費を払うことになっているが,離婚しなくても,別居しただけで,収入の多い方が収入の少ない方に,配偶者と子の生活費の一部(婚姻費用)を支払うことになっている。これらは,調停・審判を経れば強制力がつくことになっている。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年6月23日 - 09:26
婚姻費用・養育費の額は,調停・審判・訴訟では,裁判所が決めた計算方法・算定表によることになっている。courts.go.jp/tokyo-f/vcms_l…
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年6月23日 - 09:31
しかし,少なすぎる。子どもを貧しくてまで,夫の小遣いを増やす必要があるのだろうか。裁判所の審理は早くなったが,早く改訂してほしい。
保険会社による保険金の不払い等「保険法」の問題を消費者の立場から研究する神戸保険法研究会という団体があります。おそらく日本でもこのような取組を集団的にしているところは少ないと思います。書籍まで執筆しており,事件も実際にやっています。
kobehoken.org
ご存じない方が多いと思うが,弁護士は職人気質が多い。最近はサービス業という意識も大分根付いてきた。私も職人気質なので,いい仕事,特に結果を出せばいいだろとつい思ってしまう。でも専門性が高すぎて何やっているかどうかわからない依頼者は結果より報告を求めている。反省。
弁護士の仕事は請負じゃなく,委任です。なので,結果を約束するものではないし,結果を約束してはいけないことになっています。でも,求められているのは結果であって,私は,それに対しては努力を惜しまないです。僕には基本的には全部任せてくれる人が向いています。
投資で,営業マンが絶対大丈夫,損しないなどの言葉は,言ってはいけないことになっています。断定的判断の提供の禁止といいます。にもかからず,平気でこういうことを言う営業マンは,嘘つきやルール違反を平気でする人なので,絶対に信用しては行けません。
いまだに詐欺的な投資被害が横行している。すべてではないけれど,未公開株,未公開社債,未公開ファンド,CO2排出権,金の積立商法,預託商法(売買,賃料等の利益,買戻がセットになっている。)等,悪いヤツが多くいる。頼んでもいないのに知らない会社の物を薦められたら,買わないことが無難。
未公開社債や預託商法は,名目上,元本全額が返ってきて,さらに利益ができることになっている。しかし,元本保証ではない。その会社が潰れる可能性があるからだ。これらは実質的にはお金を貸しているわけですが,知らない人にお金を貸さないのと同様,知らない会社にお金を出してはいけない。
あまり知られていませんが,日本国債も元本割れすることがあります。償還できなくなる(デフォルト)可能性が高くなったとき(信用リスク),購入時より金利が上がったときに転売するときです。後者は,金利が高くなれば,もっと安い出資で償還時に償還額に達せられるからだそうです。
日本の株価は,暴騰は少ないけど,暴落は多いと聞いたことがあります。原因は日本では信用取引で最初に売りから入る人がいないからだそうです。日本人はまじめだから,株価があがればウインウインでみんな喜ぶが,株価が下がることで儲かる信用の売りは気が引けるからだそうです。
商品や為替等の先物取引では暴騰も暴落もあるそうです。これらは株価と違って上がっても下がっても得する人がいるから,安心して「買い」だけではなく「売り」ができるからのようです。先物取引は引き渡しが先なので,今現物がなくても売る契約をしてもいいので,いきなり「売り」から入れるんです。
為替は,両国の物価や通貨間の金利差に影響を受けやすいらしい。物価が高くなっている国の通貨は安くなる傾向があり,金利が低い方の国は高くなる傾向があるらしい。なので,FXで,金利が高い国の通貨を買うと,一見,スワップ金利がついて得しそうだが,通貨価値が下がって損するリスクは低くない。
信用できる弁護士を探し方。弁護士,裁判官,書記官等の業界人に聞くのが一番いい。裏技としては,近くの法律相談で何人かの弁護士にオフレコでその人の評判を聞く。弁護士間の関係が薄い東京や大阪では使えない。大都市になると微妙。尼崎支部,伊丹支部など兵庫管内の支部ならまだ使えるかな。