月日をかけて熟成させてきた3―5―2から浦和対策として、磐田は急遽4―5―1のシステムを採用した。果たして結果は――
2006シーズンのホーム初戦。浦和はゼロックススーパーカップからメンバーを入れ替えることなく、ワシントンをワントップに据えた3―6―1で臨んだ。スタジアムは毎度のことながら深紅に染まった。
浦和と既に2度対戦したG大阪が4バックで互角に渡り合ったことから磐田もチームのベースであ . . . 本文を読む
4ゴールでスタートを切った横浜Fマリノスが開幕戦に引き続き、昨シーズンの得点力不足が嘘であるかのようなゴールラッシュで鹿島を退けた。
序盤から王座奪還に燃える横浜の鼻息は荒かった。日本屈指のDF松田と中沢が積極果敢に前に出ては、鹿島の前線へのボール供給を阻止。最後尾からチームを鼓舞した。
発破を掛けられた中盤とトップの選手達。ボランチのマグロンと上野を軸に、左サイドに起点を設けて攻撃を仕掛けた . . . 本文を読む