営業部長です。
70年ぶりにデング熱の国内感染が確認され、広がりを見せています。
東京都の代々木公園が感染源のようです。
デング熱は、デングウィルス(これもウィルスなんですね)に感染しておこる急性の一過性熱性感染症です。
潜伏期間の3~7日を経た後、突然の高熱を発症し、頭痛、眼痛、顔面紅潮、結膜充血を伴い、発熱は2~7日間続きます。また、全身の筋肉痛、骨関節痛、全身の倦怠感の症状が出ます。発症後3~4日に胸部や体幹から発疹が広がります。
ごく稀に出血症状を発症する人がおり、その場合は適切な治療が必要になりますが、致死率は非常に低いようです。
また、感染しても発症しないことも多くみられるようです。
そして、デングウィルスが体内から無くなれば、症状も改善し、症状が回復し始めると迅速に回復します。
感染経路は、ウィルス感染している人の血を吸血した蚊が媒介して、他の人を吸血することでウィルス感染します。人から人への直接感染例はないようです。
媒介する蚊の種類は限られており、日本には常在していないネッタイシマカの媒介が多いようです。
日本では、ほとんどの地域でみられるヒトスジシマカが媒介します。
但し、ヒトスジシマカは越冬ができず、卵を介して次世代に伝わる報告もないようです。国内の活動時期は、5月中旬から10月下旬頃までです。
現在の日本には、デングウィルスは存在しないと言われておりながら、東京都での感染が確認されました。
デングウィルスに感染していた人が代々木公園に行って蚊に刺され、そこから他の人に広がった可能性が高いといわれています。
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