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突然失礼します (ゆき)
2005-06-26 09:33:41
>東京裁判は法的に有効

事後法もOK?



>東京裁判が合法なら日韓併合も合法

「裁判」と「条約」は違うのでは?



裁判は新しい証拠が見つかったら、

それに基づいて判断しなおす必要がある。

再審逆転無罪もありえる。



だから条約と裁判は同じじゃないと思う。

 
 
 
個人的見解ですが (ブログ主)
2005-06-27 01:15:22
記事の最初に『当時の慣習国際法で、国家に対する強制が認められていたという視点に立てば』と書いたのは、ゆきさんのような疑問に備えてです。この記事は、そういう仮定に立脚するならば、という一つの視点にすぎません。当然、ゆきさんのような意見があっていいと思います。



東京裁判は、事後法で裁いたことはもちろん、罪刑法定主義(法なくして罪なし)にも反しており、さらに、第二次世界大戦を裁く裁判でありながら、管轄外であるノモンハン事件を扱っており、さらに戦勝国の罪を裁かないという、とてつもないインチキ裁判です。しかし、当時はインチキがまかり通る世界だったことを踏まえれば、東京裁判は合法だったということです。



東京裁判と韓国併合をあわせたのは、当時のインチキは止む無しの視点に立脚するならば、どちらも合法といえるし、インチキは絶対に許さないという視点に立脚すれば、どちらも違法だと言いたかったからです。

私は、当時のあらゆるインチキを認め、どちらも合法であったという立場を取ります。



あと、法的安定性の観点からも、過去の出来事を政府が覆すのはよくないと思います。江戸時代末期から終戦までに、日本は西洋列強と多くの不平等条約を締結していますから、国際法を厳格に適用したら、それらの条約すべてが無効になってしまい、世の中が混乱すると思います。



裁判と条約の関係ですが、ポツダム宣言の第10条に『・・・・一切の戦争犯罪人については、厳重なる処罰を加えらるべし・・・。」とあり、そのポツダム宣言を降伏文書で受諾し、その降伏文書に基づいて極東国際軍事裁判所憲章がつくられ、その憲章の第1条に『・・・・重大戦争犯罪人の公正迅速なる心理及び処罰の為め、茲に極東国際軍事裁判所を設置す。』とあるので、こうした見方を取れば、ポツダム宣言(条約)と東京裁判はつながっていると思います。



再審については憲章に書いてないので、東京裁判については再審がなくても違法とはいえないと思います。
 
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