denshakameraの野鳥と飛行機と風景の写真です

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カワセミの瞬膜

2024-02-17 19:47:23 | 野鳥
カワセミの瞬膜です。
水から上がったカワセミが身震いし水をはじく瞬間です。

「瞬膜」はwikiによれば以下のとおりです。
「瞬膜(しゅんまく、英語: Nictitating membrane)とは、まぶたとは別に水平方向に動いて眼球を保護する透明又は半透明の膜。第三眼瞼(英語: third eyelid)ともいう。」

はじいた水から眼を保護するためのものであるのか、目が回るのを防ぐためのものなのかは分かりませんが、他の野鳥でも身震いなどの際に瞬膜を閉じることが知られています。

首が長い野鳥が身震いするときには頭部が固定されます。
しかし首が短い野鳥が身震いするときには頭が若干ぶれます。
このため目が回らないようにするためとも考えられます。

水鳥が水生昆虫などを補食するときに瞬膜が閉じます。
キツツキが木を突く瞬間にも瞬膜が閉じるとのこと。
瞬膜が少なくとも眼球を保護するものであるのは間違いありません。

なおネットでは瞬膜をR膜などと記載することがあるとのこと。
眼が曇って見えるので写真としてはNGとなるようです。

(1)カワセミの瞬膜その1
水から上がったカワセミが身震いし水をはじく瞬間です。
瞬膜で眼が曇ります。


(2)カワセミの瞬膜その2
(1)から0.1秒後の姿です。
瞬膜は閉じたままです。


(3)カワセミの瞬膜その3
(2)から0.1秒後の姿です。
僅か0.1秒で瞬膜が開きました。
瞬膜は0.03秒で開閉するとの説明があります。

The kingfisher has a third eyelid, called the nictitating membrane.
This is a kingfisher in the Haruki River, which flows through the northern part of Ichikawa City, Chiba Prefecture, Japan.
A female kingfisher dives into the Haruki River in search of small fish.
Kingfishers shudder to dry their wet feathers.
When shuddering, the kingfisher closed its nictitating membrane.
There is no doubt that kingfishers close their nictitating membranes to protect their eyes.
However, if you look at this photographed image, you will notice that the kingfisher's head shakes significantly when it trembles.
Kingfishers may close their nictitating membranes not only to protect their eyeballs, but also to prevent their eyes from rolling.
When a bird with a long neck trembles, its head is fixed and its line of sight does not move, so it does not roll its eyes.
Shaking the head when shivering is a phenomenon unique to small wild birds.

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ツグミのヒゲ

2024-02-11 21:38:57 | 野鳥
野鳥には眼球や鼻腔を保護するセンサとしてヒゲがあることが知られています。
比較的有名なのはヒヨドリですが、ツグミにも眼球や鼻腔を保護するセンサとしてヒゲがあるようです。

枯葉うらの昆虫を補食するツグミですが、浅瀬で水生昆虫を補食することもあり、眼球や鼻腔を保護するセンサとしてのヒゲが必須なのかもしれません。

このツグミは市川市北部の国分川で撮影したものです。
被写体検出で野鳥の瞳に合焦します。

PF800mm、iso640、f/6.3、1/2500秒でした。
APS-Cクロップ換算1200mmでの撮影です。
なお正方に切り出しています。

(1)ツグミのヒゲその1です。
顔は約45度の方向です。


(2)ツグミのヒゲその2です。
顔は約90度の方向です。


(3)ツグミのヒゲその3です。
顔は約225度の方向です。


(4)ツグミのヒゲその4です。
顔は約270度の方向です。


(5)その4の部分拡大です。
ツグミのヒゲが黄の嘴に浮かびます。
PFレンズの不思議なボケ模様が確認できます。



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被写体検出「鳥」で紅梅・メジロ・ツグミ・彩雲と飛行機を撮影する

2024-02-08 21:39:18 | 写真
ファームアップで被写体検出「鳥」が追加されました。
これまでは「動物」でした。
とても使いこなせない機能ですが、早速ダウンロードしました。
PF800mm、iso3200の手持ち撮影です。
(5)を除きAPS-Cクロップの換算1200mmです。
AF-C、3Dトラッキング、被写体検出です。

(1)庭の紅梅です。

被写体検出「鳥」のまま、二階ベランダから庭の紅梅を撮影しました。
逆光です。
検出対象の設定が「鳥」でも中央部の一輪の紅梅を認識して合焦し追尾しました。

(2)キンモクセイとメジロです。

庭のキンモクセイにメジロがきて飛び回ります。
一度合焦すると「鳥」の「瞳」で追尾します。
キンモクセイの陰でこちらを向いたメジロに合焦しました。
二階ベランダの手すりの隙間からの撮影です。

(3)木陰のツグミです。

手前の木立に合焦することなく、ツグミを認識して合焦しました。
一度合焦すると追尾するので、手前の木立に引きずられることなく合焦しました。
逆に手前の木立に合焦すると木立を追尾するので、背景に再度合焦させる工夫が必要でした。

(4)(鳥設定で)飛行機は認識しませんが合焦しました。

被写体検出「鳥」のまま飛行機を撮影しました。
約4000m上空の激しい陽炎で機影が霞みます。
激しい陽炎でも被写体検出「飛行機」であれば飛行機を検出し先頭部に合焦します。
「鳥」設定で飛行機を撮影すると、不思議なことに手前のエンジンに合焦して追尾しました。(撮影に支障はありませんでした。)

(5)彩雲と飛行機です。

夕刻に僅かですが彩雲が発生しました。
羽田空港北風時新ルートで隅田川上空を北上する飛行機が重なります。
約15kmと遠方です。
この画像は被写体検出「飛行機」で撮影しました。
フルサイズ撮影(換算800mm)です。
撮像画像内に飛行機があれば合焦し追尾するので、合焦・追尾する画面内に彩雲が収まるように撮影しました。
この画像だけトーンカーブ補正しています。


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春木川のカワセミ昼食中

2024-02-03 21:41:41 | 野鳥
千葉県市川市北部の春木川です。
カワセミが昼食中でした。
PF800mm、iso640、f/6.3、1/800秒での撮影です。
カワセミのダイブシーンを想定しておらず、iso感度設定が低すぎました。
(2)~(4)は低速シャッターで被写体ブレが発生しています。
(5)(6)はカワセミの足に合焦しておりピンぼけです。


(1)ダイブ直前です。
1600mm相当です。


(2)小魚を捕って浮上し飛翔する直前です。
1600mm相当です。
小魚を咥えるカワセミの顔は恐竜です。



(3)(2)の0.1秒後です、水面を叩き跳躍飛翔します。
1600mm相当です。


(4)さらに0.1秒後です。小魚を咥えて飛翔します。
1400mm相当です。
羽が被写体ブレを起こしており、ほとんどわかりません。



(5)小魚を飲み込みます。
2200mm相当です。
カワセミの咽頭と、小魚の目玉とエラがみえます。



(6)飲み込みました。
2000mm相当です。




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「MOBグシュタード駅GDe4/4・BCFe4/4」と「スイスアルプスの牧くだり(その2)」

2024-02-02 22:00:14 | 鉄道
1985年(昭和60年)のモントルー・ベルナーオーバーラント鉄道(MOB)です。
今回もリバーサルフィルムEPRをデジタル画像で復活したものです。
なお国内の鉄道写真は別ブログで公開中です。
(1)はスキャナ(GTX900)読み取りです。
(2)はD700でスライド複写しトリミングしたものです。
(3)の「スイスアルプスの牧くだり(その2)」はD700のスライド複写です。

(1) GDe4/4形電気機関が牽引するローカル線が到着します。

MOBグシュタード駅にローカル線が到着します。
このあとループ線をまわり反対側の斜面を登る姿が見られます。
牽引するのはGDe4/4電気機関車です。
この機関車はゴールデンパス・パノラミック急行で使用されました。
貨物輸送も担うMOBにラックレールはありません。


(2)遠方にBCFe4/4型貨物電気機関車がみられます。

トラックが到着し、これから貨物電気機関車牽引の貨物列車へ積み込むようです。
貨物電気機関車はパンタグラフがあがっています。
この車両はイベントなどで活躍しましたが、現在は博物館で保管されているとのこと。
古いものを大事に使うスイスの姿勢がみてとれます。


(3)スイスアルプスの牧くだり(その2)です。

12月13日に投稿した「スイスアルプスの牧くだり」の説明用関連画像です。
撮影場所はMOBグシュタード駅から北のところです。
この画像を撮影した次のコマが12月13日投稿画像です。
投稿時の表題でgoogle検索するとヒットします。
前回は「家族で行われる」と記載しましたが、観光客と思われる姿がみられます。


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