◉お経とバッハ

2018年9月21日
僕の寄り道――◉お経とバッハ 

寺の住職が朝のルーティンを決めて実行しており、それは起きたらまず本堂でお経をあげることだという。お経の第一声がどうでるかでその日の体調がわかるそうで、この話はいろいろつっこみどころがあって妙におかしい。自宅地下のガレージでバッハの無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007 『プレリュード』を毎朝かならず弾いているというチェロ奏者が、同じようなことを言っていた。お経とバッハ、通じるものがある。

チェロのソロ演奏を大音量で聴くとフンフン鼻息が聞こえることがあり、耳障りだけれど「おお熱演だ!」と思うことにしている。運動や散歩に限らず、起床したら呼吸のしかたが変わる屋内でできるルーティンづくりはよさそうだ。お経やバッハのように意表をついたものの方が長続きするかもしれない。なにか探してみよう。

(2018/09/21)


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