▼芸術の秋

“芸術の秋”が唄い文句の季節になると
各地で“現代美術”の展覧会が開かれたりし
“現代美術”が今この時に与える衝撃を持ち得た時代の
カビ臭い模倣を見せられているような気がしてげんなりする。


   ▲巨大な物体を梱包する現代美術家クリストばりの
    マンション改装風景も珍しくなくなった。
    期せずして本郷通りに1本だけ飛び出した
    BSアンテナが芸術的味わいを産み出している。

テレビのニュースを見ていると
「ああこれも芸術かとびっくりしました」
などと、そういうものにいまだに感心する素朴で善良な人々が登場し
そういう人々を相手にアーチストなどと名乗っている人々を見ると
田舎の村祭りを選んでやってくる
ある種の香具師(やし)に似ていると思う。

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コメント
 
 
 
今年の秋は、 (なべ)
2008-11-08 10:35:18
フェルメールも、ピカソも見に行きたいのだけれど、時間が取れないのでした。
渋谷駅のTAROにも、会いたいと思います。
11月末頃か、12月上旬、間隙を縫って、逃亡計画中。(笑)
 
 
 
フェルメール展は12/14まで ()
2008-11-08 13:36:50
上野の山は歩いていける距離なのに近くて遠い場所なので、逃亡の際はお声かけください。
身辺警護の口実で同道させていただきます。

不思議なことに足もとより遠くの方が恋しいのが人間のようで、時折上野の山より芹沢銈介美術館をのんびり歩きたくて仕方なくなります。
何度行っても飽きない癒しの美術館です。
いざ帰省すると慌ただしくてなかなか行けないのですが。
 
 
 
Unknown (Koh)
2008-11-10 09:17:13
大江戸博物館のボストン浮世絵を見に行こうとしていますが(11月30日まで)厳しいかなあ。風邪ひいちゃったし。
 
 
 
里帰り ()
2008-11-10 11:45:02
たくさん見つかった肉筆画(当然1点しかない)が里帰りするというのでこれは確かに見物ですね。
会期は12月10日までになってますが、見に行ける行けないはともかく快癒をお祈りします。
 
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