電脳六義園通信所別室
僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか
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静岡県清水市出身、東京都文京区在住、本の装丁専門のデザイナー石原雅彦による日々の記録。東京教育大学教育学部芸術学科最後の卒業生。
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馬場町は
「ばばんちょう」ってよむんだと思ってました。
祖母の遠縁があのあたりにすんでいたけど、「代替わり」で疎遠になってしまって、もう何十年も行ったことがありません。
↓こんなにたくさんの「馬場町」が・・・。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%AC%E5%A0%B4%E7%94%BA
最初にこの項目を立てた人のセンスは、なかなかいいなぁ
素早いご指摘ありがとうございます。
さっそく訂正書きを下に追記しておきました。
「火屋の土手」は「ひやんどて」
「札の辻」は「ふだんつじ」
「研屋町」は「とんやちょう」と言うので
「馬場町」を「ばばんちょう」と言うのは
静岡式の音便化ではないかと思っています。
(実際のところはわかりませんが)
馬場町については、いろいろ想いがあるのですが、またの機会にします。(ほとんど愚痴ですが・・)
女性会館近く、教会の隣にある“すがの”という喫茶店は、コーヒーがおいしいらしいのですが、なかなか行く機会がありません。
隣の席のサイが深く首肯していました。
>教会の隣にある“すがの”
教会なんてあったかなぁと地図を見たら『聖ペテロ教会』ですね。
実家至近の『清水聖ヤコブ教会』と同じ日本聖公会横浜教区に属する教会なのでした。
女性会館あたりに行くとついつい西側の静高方向が面白くて興味を引かれてしまいます。
余談:
今日の日記で静岡に関する記憶の齟齬のことを書きました。
宮沢喜一前総理の葬儀に関するニュースで中曽根康弘氏がテレビに映っており彼は静高出身と言葉では認識していましたが、新制静高(旧制静岡中学)ではなく旧制静高(現静大)の出身なのですね。
「旧制」という言葉の辻で方向を間違えたりしている自分がいます。
→静高ちかくに国分寺があったとする説があります。(大谷方面の片山廃寺の方が有力らしいですが)
長谷町(はせちょう)という地名の「長谷」は「庁屋」からきているとか
>旧制静高(現静大)の出身なのですね。
→さすがに地元なので間違えることはありませんでした。(笑)
ちなみに、旧制静岡中学は「セイチュウ」と言われていました。
だから昔は、「セイチュウ」「セイショウ」で対になっていたのですね!
実は明日の日記は感動の(?)長谷通りデビューなのですが、僕はてっきり長谷寺とか長谷観音が静岡にはあってそれで長谷通りなのだろうと思い、西の方角に神社仏閣らしきものが見えたので「ほらね」と思って望遠で撮影して来ましたが、帰京後地図を見たらなんのことはない「せんげんさん」のよこっちょが見えていたのでした。ジモティーは笑っちゃうでしょう(笑)?
庁屋→長屋→長谷で長谷町という説ですね。
長谷寺も長谷観音もないのにどうして長谷なんだろうと僕も不思議に思い検索したら、長谷というのは泊瀬のことで「はつせ」と読み河の浅い瀬=船着き場なのだという説を述べている人がいました。
安倍川があの辺を流れてましたもんね。
思い出しました。
懐かしい・・・。
(ちなみに私は「だるまちゃんとかみなりちゃん」が好きです)
さて、長谷通り近くにある和菓子やさんにどら焼きを買いに行きます。
どら焼きというか・・・あんこのカタマリです。
あんこ好きの私にはたまらん味と量なのです。
もちろん、つぶ餡です(嬉)
だるまちゃんが登場した歳は、僕はもう清水市立第二中学に通っていましたので知りません(笑)
だるまに手足が生えてるのって妙に可笑しいですね。
おむつのとれてない幼児に見えます(笑)
http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=118
>長谷通り近くにある和菓子やさん
長谷通りには『角屋老舗』という和菓子屋がありますがそこでしょうかね。
女性会館で水ようかんが出てとびきり甘かったのはそこのだと思います。
「どら焼きというか・・・あんこのカタマリ」というのが笑えます。
長谷通りから真っすぐ北に伸びる大岩街道沿い(安東二丁目21-1)にあります。
そのどら焼きは、土曜日に限り呉服町の伊勢丹でも売っているので、ボクも何回か買ったことあります。
本当に餡のかたまりの上下に皮が付属物としてついているという感じです。
ボクは、それを食べるとお昼はもういりません。
「アンコ1つください」と言ってしまいそうなどらやき美味しいですよ~。
湯島みつばちの小倉アイスか、静岡水月のどらやきか・・・MY2大勢力だなぁ。
私、このあんこのカタマリ2個食べれます。うひっ。
僕の持っている1センチ=100メートルの地図にはどうしても大岩街道の文字が見つけられないのですが、大岩(1)と安東(3)の間を通る道でしょうかね。
その道に平行して東100メートルの所にもう少し広い道が描かれていますがそちらの道は一方通行で長谷通り側から入れないようです。
義父はあんこのカタマリが好きなので伊勢丹で買って帰ろうかな。
どうして「あんこのカタマリ」が可笑しいかというと
緑もえたつ若草の有度の山風背に受けて…に続いて
ああ水清き桜ヶ丘に…と歌っていた頃
中臣鎌足を「なかとみのカタマリ」と呼んだ級友がいたからです。
北から長谷通り方向に向うと、急激に道が狭まるのですが、多分、昔の計画ではNHK前のお堀沿いの道を長谷通りを突き抜けて延長する計画があったために、放置されてきたのだと想像しています。(この道路の延長計画は現在はないようです。)
土曜日に伊勢丹のふるさとコーナーで売っているのですが、午後の遅い時間だと売り切れてしまうようです。
しずてつバスで県総(この名前もなくなるようですね)に向かう際は唐瀬街道を行くのですが確かに長谷通りを突き抜けて延伸して双方向通行にしたら病院が近いですね。
この大岩街道、長谷通りからずっと北上すると安東中学の脇に記念碑という名前のバス停があり、そこから先は見事に区画をバイアスに分断して北上してます。
ということは記念碑というのは農地など土地整備事業記念碑かなぁなどと想像したりしています。
この記念碑は御想像のとおり、T2(1913)年からS9(1934)年までの長期にわたり実施した大岩・北安東地区の耕地整理の記念碑です。
勘のよさに感服です。
清水・静岡地区などたくさんの降雨が流れとなって土砂を平野部に押し出した扇状地的な地域というのは、ほとんど平野に見えて微かな斜面になっていて、そういう土地に水田を整備しようとすると当然効率よく水を溜めておくような区画分けの合理的な方向性があり、それは水がつかないちょっとでも高い尾根伝いをなるべくまっすぐ効率よく歩きたいという線の合理性とバイアス状の関係になることがありがちな気がし、静岡市の不思議な道のメッシュがつくる一貫性のなさは、たくさんの微少な扇型の起伏と、水をうける面を重視した農地整備という面重視の論理と、効率の良い道を造るための線重視の論理がせめぎ合った結果じゃないかと思ったりするんです(笑)
ああ長い文章だ。意味不明だったらご容赦(笑)
静岡っ子だけど実家は清水という友人はいますが逆は珍しいです。
港町清水が大好きですが、偶然歩いた長谷通りもなんて面白い街なんだろうと感動しました。
よいところに本家をお持ちですね。
複数の土地に帰属できる口実を持っているのは得ですよね。
僕の場合、親戚が多い割に旧静岡市内には一軒もないのが残念です。
それはともかく、一見、一貫性のない道路網の背景には、きちんとした論理性が潜んでいるというのは本当に納得できます。
一枚の地図からこれだけのことを即座に判断できるなんてすごいです。
長谷通りは、幹線道路のようでありながら、東の端が尻すぼみのようになっているせいか、通過するだけのクルマがスピードをあげて通ることも少ないので、どこかゆったりした部分があるのがいいなと思っています。