▼105……根津神社に向かう小径



森鴎外が住んでいた家は、
団子坂をのぼってすぐのところにあった。
坂をのぼり切ると一本はそのまま真直に肴町へ、右は林町へ折れ、
左の一本は細くくねって
昔太田ケ原と呼ばれた崖沿いに根津権現に出る。
(宮本百合子『田端の汽車そのほか』より)



宮本百合子が書いた団子坂上から崖沿いに根津権現へ向かう道は
通称藪下通りと呼ばれており
この辺りの風情はまだ往時の面影をとどめているかもしれない。
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