◉函館のサッカー小僧

2018年4月23日
僕の寄り道――◉函館のサッカー小僧

最近はいつも手帳を持っているようにして、人の話を聞くときは必ずメモを取る。メモを取っておいて見返すとあとで楽しいし、面白い話を聞いたのにメモを見るまで聞いたことすら忘れていた、という事態が多いからだ。まさにモッタイナイ話である。

メモを取ることにおけるもう一つの効能は、相手が高齢者の場合、メモを取る姿を見た途端ぐっと話に身が入るのがわかってボケ予防支援になり、相手がちゃんと聴いているのを感じて嬉しそうにしてくれることだ。

歳をとるとかえって過敏になる感覚があって、それは他人からの「軽視や無視」を感じるチカラだろう。この人は自分の話を適当に聞いている、まともに聞いてくれないのだと感じて落胆する年寄りの顔は、横から見ていてよくわかる。

マンション集会室飲み会に必ず出てくる大酒飲みのYさんは84歳、昭和8年生まれなので父親の年齢に近い。隣りに腰掛けて飲みながらする与太話が楽しい最年長の友である。

先週末は意外にもサッカーの話についてくるのでなぜかと聞いたら、函館で過ごした中学高校時代はずっと蹴球部だったという。函館中学、函館工業高校、蹴球部でのポジションはどこだったのかと聞いたら「ずっとハーフ」だったと言い、チームは強かったかと聞いたら「強かった、『はたけやま』という双子の選手がいて、卒業後も活躍して日本サッカー協会に行ったはず」という。

二日酔いでボロボロの記憶とともに翌朝を迎えたけれど、手帳を開いたらそんな思いがけない話がメモしてあった。本当の話かどうかはどうでもいい。(2018/04/23)


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