【八千代橋と黄昏】

【八千代橋と黄昏】

橋というのは黄昏時に渡ると妙に感傷的に思える不思議な場所である。

早朝や真昼や夜間ではなく黄昏時が橋と出逢って化学反応を起こすと心が酸化することによって感傷物質が生成されるような気がする。



エスパルスドリームプラザがある波止場から桜ヶ丘に向かう記念塔通りが巴川を渡る場所である八千代橋の街灯に間もなく灯が灯る。

電球の数を数えると橋の上のは三個ずつなのに四隅だけは五個ずつであることに気づいてしまうような黄昏時。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« 【久能街道と... ▼石転々──丸山... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。